[Verse 1] 指でなぞる 褪せた記憶に 微笑む影は 春の残像 言葉ひとつ 置き去りのまま 汽笛が裂いた 色の境界 ⸻ [Chorus] ああ この身に宿す さいを穿て 涙さえも 飾りにして 揺れる心を 隠すのではなく 美として纏え この痛みごと ⸻ [Verse 2] 風が運ぶ 曖昧な噂 遠き景色に 滲む輪郭 盃越しに 浮かぶ幻 求めるほどに 歪む色彩 ⸻ [Chorus] ああ この身に宿す さいを穿て 夢も偽りも 抱きしめて 壊れることで 輝くものを 選び取るのは 他でもない私 ⸻ [Bridge] (音が削ぎ落とされていくイメージ) 花は散るから 美しく 別れは故に 刻まれる 理解してなお 手放せぬなら それすらもまた 意匠となれ ⸻ [Final Chorus] ああ この身に宿す さいを穿て 面影すらも 染め替えて 震える夜を 拒むのではなく 命に変えてゆけ 終わりの先へ


