ビルの三階 錆びた看板 路地裏の純情なんでも探偵所 すり減るヒールで階段昇れば 古い蓄音機が回っているわ 「おじさん、私にぴったりの 素敵な誰かを探してよ」 お金はいらない お城もいらない だけど嘘つきは お断り 廻る 廻るよ 恋のレコード 悲しいブルースは聴きたくないの ステップ踏んで次のドアを開けて 今夜もため息がひとつ消える 煙草の煙 曇るガラス窓 おじさんは困って髭を撫でる 「お嬢さん、そんな理想の人は 映画の中にしかいないよ」って 「運命の人は此方」だなんて 差し出された写真は白黒の他人 ねえ!神様はどこでサボっているの? 私のハルはまだ来やしない 廻る 廻るよ 恋のレコード 悲しいブルースは聴きたくないの ステップ踏んで次のドアを開けて 今夜もため息がひとつ消える 廻る 廻るよ 恋のレコード 今夜のステップは少し強気で 涙を蹴散らし次のドアを開けて 明日はまともな夢が見たいの あぁ 何処にいるの? 私の貴方……