[Verse 1] 九月の午後を走り抜けて 少し開けた窓 風が揺らす 江ノ島へ続く海岸線 助手席の君が 笑ってる 「海、まだ夏っぽいね」 なんて他愛ない会話 信号が変わるたび 少しずつ近づく 二人の時間 [Pre-Chorus] どこへ行くかより 誰といるかなんて そんなことを思ったら 今日が終わるのが 少し惜しくなった [Chorus] 9月の風に 髪を揺らして 君と走る 午後の海岸線 眩しすぎる青に 目を細めて 何度も君を見てしまう カフェの窓から 夕陽を眺めて 「また来よう」って 君が笑った まだ恋と呼ぶには 早いけど この距離が 心地いい [Verse 2] 海の見える小さなカフェ アイスコーヒーと甘いケーキ 君のおすすめを一口もらって 「おいしい」だけじゃ足りなくなった スマホに残した写真には 海と空と 君の横顔 消しては撮り直すふりをして 本当はもっと 君を見ていた [Pre-Chorus] 夕暮れの風は 少しだけ涼しくて さっきまでの夏が ゆっくり帰っていくみたいだった [Chorus] 9月の風を 追いかけながら オレンジ色の海を横目に くだらない話で笑うたび もっと君を知りたくなる 「今日は楽しかった」 その一言だけで 胸の奥が少し熱くなる まだ恋と呼ばなくてもいい 帰り道は 遠回りしよう [Bridge] 江ノ島の灯りが 少しずつ夜に溶けていく 君を送るだけのはずなのに もう少しだけ 走っていたい 夏の終わりは 少し寂しいはずなのに 今日の僕らには 始まりみたいだった [Last Chorus] 9月の風が 少し冷たくて 君との距離が 少し近くなる 夕暮れの海を あとにしながら 今日の景色を 忘れたくない 「また会おうね」 その言葉だけで 明日の景色まで変わっていく まだ恋と呼ばなくてもいい この距離から 始めよう [Outro] 9月の風が 窓をすり抜ける 君と僕を 夜へ連れていく 少しだけ遠回りして もう少し このままで