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二歩。

V6

[Intro] 午後の公園 抜けるだけ 別に急いでもない帰り道 ベンチの横を通るとき 俯いた誰かが 頬を拭いた あ、泣いてる まあ 知らない人だし そのまま歩く [Verse 1] あと数歩 その子が顔を上げた 目が合った [Fast Rap / Rhyme Density Rising] 瞬き まだ先 まつ毛に 僅かに 残った涙が光った確かに 右手で拭って 指先離れて 濡れた頬からゆっくり下がって 息ひとつ吸って 視線が戻って こっちを見てる いや まだ目が合ってる 待って 口元動いた ちょっとだけ緩んだ 笑った? 今 笑ったよな? 俺に? いや違うか 違うとか今どうでもいいか 泣いた目のままで 少し困った顔で もう一回 笑った [Chorus / Rhyme Shift] 泣き顔 困り顔 目が合う 笑う ただ公園を 通るだけだった それだけだった 頭だけ追いつかない 足だけいつも通り 近づいて 横を過ぎて 動揺 暴走 想像 衝動 髪が揺れて すれ違った 二歩。 あ。 [Verse 2] 振り返る いる。 まだいる。 いや いるけど だから何だよ 知らない人だぞ [Verse 3] 戻る? いや 戻って何て言う 「大丈夫ですか」 それじゃ 泣いてたの見てましたってことだろ 見てたけど 見てたけどさ じゃあ 何て言うんだよ [Pre-Chorus] さっきまで あんなに言葉あったのに 今 ひとつも出てこない 戻る理由もない 話す理由もない 名前も知らない なのに 帰る理由だけ なんか弱くなった [Chorus 2 / Sparse] 知らない ほんとに 何にも知らない 名前も 声も なんで泣いてたのかも 知ってるのは 頬を拭いたこと 目が合ったこと 少し困ったみたいに 笑ったこと それだけ それだけなんだけど [Bridge] 帰れる 普通に このまま行けば 出口だし もともと 通り抜けるだけだった 今日ここにいたことだって たぶん そのうち いや それは嫌だ [Break] 一歩 戻る 何してんだ俺 もう一歩 [Outro] 近づくほど 何て言うのか分からなくなる さっきは まつ毛も 指先も 涙も 笑った瞬間も あんなに見えたのに 今は 顔もまともに見れない 彼女が顔を上げる また 目が合う 逃げんな 言え なんでもいい 「あの」