
【Intro】 かぼちゃの灯りが 霧をほどき 鈴のような笑い声が 石畳を跳ねる 「Trick or Treat?」 甘い夜風に 小さな影が 手をつなぐ 【Verse 1】 リボンの靴 ほどけたままで 紙の月が揺らす オレンジの海 キャンディの雨 傘はいらない ポケットの中で 思い出がこぼれる 角を曲がれば 古い時計塔 十二と一の 間に眠る秒針 名前を呼べば 返事は歌 「まだ帰らない」って 星が笑う 【Pre-Chorus】 見上げたランタン あたたかい目 ほほえむ口は 縫い目の花 「Follow the light」――やさしい英語 意味は知らない でも手は解けない 【Chorus】 Dance, dance, Halloween night, 風にゆれる ランタン・ライト わたしたちは 迷子じゃない 導く声が ここにある Sing, sing, lullaby bright, 眠りの向こう 開くドア 「Trick or Sleep」――おやすみの呪文 ジャックが静かに 先を行く 【Verse 2】 黒猫の影 塀を滑って 教会の鐘は 息をひそめる パレードの列 笑顔のまま 足跡はいつか 光に溶ける 紙の王冠 かぶせあったら 誰もが王で 誰もが客 「もう少しだけ」 甘える声に ランタンの火が 深くうなずく 【Pre-Chorus 2】 ふとした瞬間 指先すり抜け 冷たい空気が 掌を撫でる 「Are you cold?」と かすかな問い 震える胸に 灯りが増える 【Chorus】 Dance, dance, Halloween night, 影法師まで 輪になって 笑うたびに 世界が軽く 靴音だけが 続いていく Sing, sing, lullaby bright, 黙る街角 息する星 「Guide me home」――耳の奥で ジャックの微笑み やさしく弾む 【Bridge】 誰も気づかない 風の継ぎ目 痛みのない 涙の形 「大丈夫」って 言葉になる前に 灯りが先に 頬を拭う 忘れた記憶は 重くない 置いていこう この角の花瓶に 代わりに手を もう一度ぎゅっと ――あたたかさだけ 持っていこう 【Break(Whisper)】 Close your eyes… one by one. Listen—the lantern hums. 「おかえり」と「さよなら」が 同じ音で 響く場所へ 【Chorus(Refrain)】 Dance, dance, Halloween night, ランタン列車は 月を渡る 笑顔の切符を 胸に抱き 眠りの駅で そっと降りる Sing, sing, hush your light, 星明りより やさしい手 「Trick or Treat」は もう要らない “Treat of peace”――それでいい 【Final Verse】 最後の角で 世界が薄く 輪になった影が 羽のように軽い ジャックは立ち止まり ひとりの少女に ひそやかに問う 「つかれたかい?」 火の子がふわり まつ毛に降りる 「じゃあ 帰ろう」 【Outro】 手をひく音が 霧にまぎれて 笑い声だけ 長く伸びる 朝になれば 街は祝祭の夢を忘れ 窓辺で乾く 紙の王冠 けれど夜になると また灯る かぼちゃの口が やさしく揺れて “Follow the light.” ――誰も泣かないように ジャックは静かに 道を示す

