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星の終焉-時の未来へ-

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V5.5

終焉の刻 血の赤に染まる空 劫火と激流が 吠え猛る戦場で 私はただ、 鈍く光る剣を 握りしめていた 吹き荒れる絶望の暴風 引き裂かれる 大地の絶叫 光と闇の狭間で 生き抜く 為の力 悲鳴と硝煙の向こう 力尽き、粒子と 化していく精霊たち もう…一歩たりとも 誰も傷つけさせない! 私は剣を大地に叩きつけ 絶対の盾となり、 その絶望を掴み取った その瞬間、 世界は、 臨界点を超え 閃光に 爆ぜる! 加速する戦火! 奪い合う為じゃない! 失われた温もりを 奪還するために! この祈りが、 狂える嵐を優しき凪へと 反転させてゆく 神の定めた宿命など、 私がこの手で 叩き潰して みせる! 氷結していた 私の心さえ、 世界に満ちる 新生の息吹に 溶けてゆく 生命を断つための刃は 今、未来の 土壌を耕す 友との契約 猛る火は暖炉を 灯す慈悲となり 狂う水は乾いた 大地を潤す奇跡へ 光と闇の概念すら 私の両の掌で静かに 平伏し、 寄り添う 再誕した 時間の中で私達は 背中を預け 笑い合っている 戦う意味さえ 忘却の彼方へ 消え去るほどの 愛おしい日々 私が、この命を 引き換えにしてでも 守りたかった景色が ここに あるから 精霊たちの祝福と 長い戦役の果てに 辿り着いた 永遠のない平穏 私の旅路は静かに 今、 幕を閉じる……