[Intro] 深夜三時 シンクに浮かぶ麺を見て 「……まあ、食えるか」 って言った 「……チッ」 (発狂) ⸻ [Chorus] 午前三時のペヤング現象 湯切り失敗 シンク水没 人生終わった顔をして 麺を拾って食ってる ああ こんな夜に限って Wi-Fiだけ死んでいる ルーター再起動 三回目 当然 何も変わらない でも コンビニ前で缶コーヒー 飲み干したその瞬間 「まだ人間やれてるな」って 少しだけ思った ⸻ [Verse 1] 会議中ずっと考えてた “カニカマって何者だ?” 気づいた頃には部長だけ 未来を熱く語ってた 後輩からの「了解です!🫡」 絵文字つきで眩しすぎる ぼくの「承知しました」は 湿った段ボールみたい ⸻ [Pre-Chorus] SNSではみんな 丁寧に暮らしすぎ ぼくは割り箸でプリン食って そのまま寝落ちした ⸻ [Chorus] 午前三時のペヤング現象 虚無とソースの匂いする 立派な夢は無いけれど 電車には間に合う 「自分らしく生きよう」って そんなMP残ってない それでも腹は減るから 人はコンビニへ向かう ⸻ [Verse 2] 冷蔵庫には調味料 “いつか使う”で増えていく バジル ナンプラー 甜麺醤 誰ひとり使いこなせない 終電近くの駅ホーム みんな静かに疲れてる 酔っぱらいだけがやけに 人生を肯定してた ⸻ [Bridge] 世界を救う予定はない でもセンタクはしなきゃな ヒーローにはなれないけど 明日のシャツがもう無い ⸻ [Final Chorus] 午前三時のペヤング現象 湯気の向こうで朝になる 情けなさにも慣れたけど まだちょっと痛いんだ ああ フォロワーも増えないし 才能とかも分からない それでも今日を終わらせた それだけで偉いだろ [Key Change Chorus] 午前三時のペヤング現象 ソースまみれの人生で 財布も夢も軽いけど なぜかまだ笑ってる ああ 始発電車の窓の外 群青色が街に溶ける 世界に必要なくたって 今日もちゃんと生きてる 午前三時のペヤング現象 湯切り失敗 それすら人生 ぼくら情けないままで それでも朝を迎える [Outro] 深夜三時 シンクに残った麺を見て 「……まあ、悪くないか」 って笑った 「ん? ……うまい?」 「……うん、うまい。」 (屁)