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雨のあと、青になる

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[Verse 1] 夕焼けの縁をなぞるように 細い風が頬を過ぎていく 言えないままの名前ばかり 胸の奥でまだ揺れていた 濡れた石畳 淡い青 ほどけた雲の行く先を 見上げるたびに遠い誰かの 気配だけがやさしく触れた [Pre-Chorus] 泣きたい夜ほど 空は黙って澄んでいく 触れられないものほど たしかにここにあるみたいだ [Chorus] 雨の向こうで光がほどける 失くした昨日を責めないで この痛みさえ明日を彩る そう思えたら歩いていける 高い壁さえ越える鳥のように 心はきっとまだ飛べる 見えないままで残るぬくもりを そよぐ風にあずけて [Verse 2] 読みかけの手紙を閉じるたび 白い息が窓に溶けていく ひとりぶん空いた椅子の影を 朝のひかりがそっと包んだ 何も知らずに笑えた日も 戻らないこと 知っている それでも今日を選ぶように 花のつぼみは空を向いた [Pre-Chorus] 悲しみの底で 小さな音が鳴っている 終わりではなくて はじまりに似た震えだった [Chorus] 雨の向こうで世界がひらける こぼれた涙も無駄じゃない 遠くの青に手を伸ばすたび ためらいながら強くなれる 海の彼方へ渡る鳥のように 願いはきっとまだ生きる 届かないまま残るやさしさを そよぐ風にあずけて [Bridge] 声にならない祈りを乗せて 雲の切れ間を光が走る さよならだけじゃ終われないから 僕は今日も空を見ている [Final Chorus] 雨の向こうで光がほどける 失くした昨日を抱いたまま この痛みごと未来を照らせ もう俯かずに歩いていける 高い壁さえ越える鳥のように 心はきっとまだ飛べる 見えないままで残るぬくもりが そよぐ風になっていく [Outro] 静かな空に名前を置いて やがて季節はめぐっていく