
[Verse 1] 日陰の湿った土の上 誰にも見られず咲く花がある 鳥の名を冠したその花びらには 血を吐いたような 紫の斑点 「触れてはいけないよ」と 誰かが遠くで囁いている 私の中に潜む不吉な色を あなたは毒だと言うのだろうか [Verse 2] 綺麗に着飾る花にはなれなかった 胸に刻まれた いびつな模様 それでもあなたは手を伸ばし その指先で 濡れた花びらをなぞる 「毒かもしれない」と笑ってみせたら あなたはどんな顔をするだろう [Chorus] 「日陰の愛」でもかまわない 私を蝕むこの熱を あなたにあげる 斑点の痕をなぞるたび 二人で落ちていく気がしていた 毒かどうかなんて どうでもいい あなたが私を抱きしめるなら [Verse 3] 鳥が鳴く夜の底で 解けなくなった思いが蠢(うごめ)く 私を恐れる振りをして その瞳は私から離れられない 「永遠にあなたのもの」 重すぎる呪いを その唇に塗るの [Chorus] 私を嫌う世界から隠して あなただけの影で咲かせてほしい 侵されていく感覚さえも 愛だと信じてしまえるように 毒を抱いて 笑ってみせるから [Bridge] 本当に危険なのは この花じゃなくて あなたを逃がさない 私の執着 甘く痺れる言葉の裏で 引き返せない場所へ 誘うの [Chorus] 風も届かない日陰の奥で 二人きりの歪んだ夢を見る 斑点の痕が消えないように あなたの記憶に 刻みつける 「永遠にあなたのもの」だと [Outro] 咲き誇る紫の斑点 私を恐れて、そして愛して 暗闇の底で ずっと 待っているから

