
カーテン越しの朝に きみの気配がふっとよぎる それだけで胸の奥 まだ名前のない色が灯る マグカップの湯気が きみの声を思い出させて なんでもない日なのに 少しだけ世界がやわらぐ 理由なんて探すほど 大げさな気持ちじゃなくて ただ、きみを思い浮かべると 呼吸がやさしくなるだけ まだ言葉にはしないけど きみを思う朝が増えていく それだけで十分だと 風の中でそっと思った 触れられない距離のまま 心だけが寄り添っている 静かに始まった恋が 今日も光を連れてくる ひとり歩く帰り道で きみの笑顔が浮かんでくる 理由なんていらないほど 心がそっとあたたかい まだ言葉にはしないけど きみを思う日々が増えていく この気持ちを抱えたまま 明日もそっと歩いていくよ 触れられない距離のままでも 心だけは寄り添っている 静かに始まった恋が やさしい光をくれたから

