
[Intro] [Verse 1] 読みかけの本を伏せて 折り目を指でなぞる 進めなくなっているのは 物語じゃなく自分の方 廊下のどこかで鳴る きしむ音みたいな風の声 今日の失敗をごちゃまぜにして 遠くへ運んでほしい 机のすみに積もったメモには 書けなかった本音だけが眠ってる 誰にも見せない問いかけだけが 頭の奥で 静かに風待ちをしている [Pre-Chorus] 「正しそう」に見える答えほど 触れた瞬間 急に重くなる 選ばなかった道ばかり数えて また同じ場所で 立ち止まってしまう [Chorus] ねえ 風音 風音 風音 胸の固まった結び目ほどいてよ 言えずにしまった言葉たちを ひとつずつ 空に放していく ねえ 風音 風音 風音 まっすぐじゃなくていいから連れてって 迷いを抱えた足取りのままでも ここにいる私を 少しだけ軽くして [Verse 2] 暗くした部屋の中で 換気扇だけが回ってる 冷めきれないマグカップ 机に置いたまま 誰かの正解なんて今日は閉じて 残った自分の声を 確かめてみたい 他人の言葉をなぞってた指先を止めて 自分の語彙だけで そっと書き直す 胸の奥でざわついていた感情が 薄い風に触れて 形を変えていく [Pre-Chorus] 「こうあるべき」で埋めたページを破って 空いた余白に 今の気分だけを書く 散らばった消しゴムのかけらが 古いルールを 風にまかせてくれる [Last Chorus] ねえ 風音 風音 風音 見ないふりして重ねた感情も うまく名前をつけられない揺れごと そのままの形で 抱えていてもいい ねえ 風音 風音 風音 選んだ道を説明できなくても 迷いを抱えた体温ごと 今日という一日を 受け入れてみたい

