
記憶の彼方に 薄ぼんやり浮かぶ あの思い出は 今となっては 本当なのか 夢なのか 確認できないけど 幼い自分の手を引いて 連れて行こうとしたあの人は なにがしたかったのか どこへ向かおうとしたのか バカバカしいほどの過ちを繰り返し 反省の色は微塵もない そんな国の下で私はどんな色の夢を見たいの 誰か拐って 私の全てを 今のこの時も無駄にしたくないじゃない 崖から落とされる そんなスリルが欲しい 今日この頃 日常の輪郭に ひび割れて滲む あの約束は 掠れた声で 誰かが囁く 嘘なのか 真実なのかも知らずに 都合のいい未来ばかりを 並べ立てて笑うあの人は 何を信じていたのか 何を守りたかったのか くだらないほどの理想を投げつけて 痛みの色すら感じない そんな世界の片隅で私はどんな明日の希望を描くの 誰か壊して私の全てを 明日のこの景色も見過ごしたくないじゃない 毒を飲まされる そんな刺激が欲しい 今日この頃

