思い出 たくさんあるね 名前じゃなくて 灯りで呼んでた ふとした拍子に よぎる君は 声じゃないのに まだ返ってくる ふたりでいたこと もう思い出せない けれど あの影が 胸に触れてる 夢の中でも 声は出なくて それでも 誰かが 呼んでいた ひとりじゃないと 言えないけれど 灯ってたのは 君のほうだった 呼んでも返らなかった夜に 音のすきまから 風が返ってきた それは声じゃないけれど 心が少し ひらいた気がした ひとりじゃないと もう言えるよ 光はきっと ここにあった ふたりじゃなくても 重なる願い 声じゃなくても つながっている 今もどこかで 灯っている


