
人混みの中 見覚えのある横顔 思わず声をかけた 「(先輩ですか?)」 振り向いた瞬間に… タイムスリップしたこの想い 笑顔で 名前を呼んでくれた 覚えていてくれた カフェでコーヒーを飲みながら 先輩は夢を追いかけていた 小さなプロダクション立ち上げて ドラマを作る日々を語る瞳が輝いてる 「手伝ってくれない?」その言葉に 胸の奥の想いが また動き出す 企画会議の夜は更けて アイデアを出し合う 肩が触れる 脚本を読み合わせる 先輩の横で 高校時代には 想像もできなかった時間 撮影現場で カメラを回す先輩 的確な指示を出す 姿が眩しい 編集室で二人きり 夜を過ごして 映像を見つめる横顔に 伝えられなかった言葉 言葉が途切れた 微笑んだ先輩 その一言で 世界が変わる モニターに映らない私たちの ドラマが始まる あの日の放送室から 続いていた物語

