[イントロ] [ヴァース1] SARI、君の指先はいつも凍えていたね ピリカワッカのような瞳で、空を見てた 都会から来たスーツの男たちが 君を「資源」と呼ぶ イウォロを区切り、契約書を広げてる 愛してる、なんて言葉を彼らは安売りするけれど 彼らが見ているのは君の心じゃなく シピリカな土地の利権 SARI、君をドレスアップして、誰に売るつもりなんだ? 名前を変えられて、見知らぬ旗が君の胸に刺さる [コーラス] SARI... 抱きしめたい、その冷え切った肩 SARI... 守りたい、カムイに返される前に 君を愛していると言いながら 財布の中身しか見ていない この雪が溶ける頃、君はもう僕の知らない「商品」になる [ヴァース2] 家父長が引いた古い地図、カーストが分けた境界 アイヌモシリを、安っぽい抗争(ビーフ)で汚すな 「どっちが上か」なんて ガキの序列(ランク)付け お前らの「絆」は、鎖(カフス)のついたシネプ(一つ)の檻 「伝統」という名の足枷、「創生」という名の搾取 君の魂はいつだって、エトコで叫んでる 2050年の分岐点なんて、今の君には遠い夢 特定の宗教も、古い家系も関係ない ただ、君を「物語(ネタ)」にするシステムを、僕はデバッグする [ブリッジ] フイ! フイ! 「リスペクト」なんて嘘だ 「リアル」なんて嘘だ ただ、切り売りして、太るだけの豚 俺は、君(サリ)を、不毛な円環(ループ)から連れ出す [コーラス] SARI... 抱きしめたい、その冷え切った肩 SARI... 守りたい、カムイに返される前に 君を愛していると言いながら、財布の中身しか見ていない この雪が溶ける頃、君はもう僕の知らない「商品」になる [アウトロ] ンネアス……。 誰の所有物(モノ)にもなるな。 2027…… 孤独な愛の、論理(ロジック)。 [フェードアウト]