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◎まじかる寿限無

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[Verse 1] 放送部の 我らがマドンナ 滑舌には 落語が一番 だから 落語が大好きと そんな 噂を聞いた朝 ぼくは 落語を覚えはじめた 目立ちもしない ネクラなぼくが あのマドンナに 落語を噺す 電車の揺れに合わせて 寿限無 バスの窓 外に向かって 寿限無 一生懸命 落語 笑えるくらい マジ真剣 [Verse 2] やってみると なかなかムズい 前座噺 だけれどムズい 廊下 階段 トイレでも お風呂 玄関 台所 ぼくは 落語を覚えはじめた [Pre-Chorus] 噺が終わった 帰りの道 だれかか指で 肩を突く   振り向いた マジその先に マドンナ クスクスと 笑ってるのさ マドンナ 一生懸命 落語 笑えるくらい マジ真剣 [Chorus] 上手になったね そのひとことで 胸が熱くなる 上手になったね 思わずぼくは 全身こわばり 意味もなく パイポと答えた [Verse 3] 文化祭の 舞台の袖で 出番待ちの 時間が長い 汗はだくだく 流れてる めくりの文字も 霞んでる ぼくは 落語を 噺しはじめた 最前列に 座るマドンナ 見つめてくれる ただ真っ直ぐに はじめての だけどいつもの 寿限無 落ち着いて 噺せばいいんだ 寿限無 そう思ったとたん 声が ノドに絡んで じゅじゅじゅげむ [Pre-Chorus] 照明がキラリ 眩しすぎて きみの横顔だけ 見えたチラリ 動悸 息切れ 立ち眩み 次に出たのは ごこうのすりすりすりー [Chorus] 上手になったね そのひとことで 胸が熱くなる 上手になったね 思わずぼくは 全身こわばり 意味もなく パイポと答えた [Bridge] 会場じゅうが 笑っても トチった ぼくだけ 笑えない マドンナひとり 気にせずに 大きな声 ドンマイって叫んだ 悔しいのに 情けないのに 逃げ出したいのに やりきれる気がした [Final Chorus] 上手になったね そのひとことで ぼくはがんばれた 上手になったね 噺が終わり 笑うマドンナがいた [Outro] 上手になったね 見えないとこに いつもきみは居てくれた 上手になったね 「じゅげむ」と呼ぶ それが二人だけの合言葉