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夕空の散歩道

V6

茜色の坂道に 伸びる影ふたつ 肩を並べた いつもの帰り道 「また明日ね」って 笑った声が 今も心に 灯っているよ ポケットの中 探した手と手 冷たい指が そっと重なる なんでもない そんな時間が 宝物だと 気づかなかった 夕暮れの風が 頬をなでて 思い出のページを めくってゆく 遠ざかる日々も 優しい色で 僕らの明日を 照らしていた 夕空の散歩道 歩いてゆこう オレンジ色の 夢を連れて 忘れたくない あの景色は 今も心で 輝いてる ゆらり ゆらり 雲が流れて ふわり ふわり 風が歌う あの日の笑顔を 胸に抱いて 明日もきっと 晴れるだろう シャッターの下りた 角の駄菓子屋 ラムネのビー玉 映した空 夢中になって 描いた未来 どこまで続く 道の向こう 少しずつ変わる 街の景色 懐かしい歌が 風に乗る 君の背中を 見送った駅 ホームの灯りが またひとつ 季節は巡って 時は過ぎて あの日の約束 遠くなっても 夕焼けの色は 変わらないまま 僕らの時間を 包んでいる 夕空の散歩道 歩いてゆこう オレンジ色の 夢を連れて 忘れかけてた あの歌さえ 今も心で 響いている ゆらり ゆらり 雲が流れて ふわり ふわり 風が歌う 離れていても 同じ空の下 明日もきっと 晴れるだろう 時は流れて 色褪せても あの日の空は 消えないよ 胸の真ん中 小さな夕陽 今も静かに 燃えている 夕空の散歩道 歩いてゆこう オレンジ色の 記憶を連れて 君と過ごした あの季節が 今の僕を 照らしている ゆらり ゆらり 雲が流れて ふわり ふわり 風が歌う いつかまた あの坂道で 笑い合えたら それでいい 夕空の散歩道 ひとりぼっちの帰り道