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肖像画の旋律と珈琲と雨に湿る群青の余白 (Remastered)

V5.5

[Verse 1] 十月の雨が街を黒く染める 硝子を叩く激しい雫を避けて オープンカフェの特等席へ滑り込む 珈琲はいつもイルガチェフェ [Verse 2] 浅煎りの香りが鼻腔を擽る頃 流れる端正なピアノトリオ ずっと探していたメロディー Autumn Leaves [Chorus] ターペンタインの匂い 十月に閉じ込められたアトリエ 私は微動だにしない彫刻となる キャンバス越しに融けてく Portrait In Jazz [Verse 3] 雨のカフェに通うたび重なる横顔 ズボンの裾に残る群青 席を外した卓上に残されたノート 風が捲ったページはエスキース [Verse 4] ユトリロですかと私が囁けば 彼は狼狽し何故わかったの? その漆喰の白が作風を教えてくれた 描きたいんだキミを [Chorus] ターペンタインの匂い 十月に閉じ込められたアトリエ 私は微動だにしない彫刻となる キャンバス越しに融けてく Portrait In Jazz [Bridge] [Verse 5] カバンに隠したクロッキー 珈琲をいれる彼の手元をスケッチ お互いが画家だったなんて 運命なんてあるわけあるかな [Chorus] ガクブチを捨てて交わし合う視線は 恋を暴きあう画家の瞳をして 十月最初の雨のノイズの中で 二人だけのアドリブセッション Portrait in Jazz [Outro] 二人だけの Portrait in Jazz 十月最初の雨の週末 もう楽譜のないImprovisation [End]