
[Intro] ミルを回せば 乾いた音 眠ってた香りが 目を覚ます 白いフィルター 黒い粉 朝の静けさに 湯気が立つ [Verse 1] 挽いたばかりの豆の香り 指先にまだ残ってる 急いで注いじゃ もったいない 少しだけ ここで待って 最初の雫が落ちるたび カップの底が黒くなる いつもの場所から こちらを見てる まだ眠そうな目のままで [Pre-Chorus] ふくらむ粉を眺めながら 静かに湯を落として 香りがひらくその瞬間 逃さないように [Chorus] 香るまで待って 急がなくていい 黒いコーヒーの向こう側 やわらかな朝が見える 苦さのあとに 甘さが残る 湯気の向こうでほどけていく 今日の一杯を飲もう [Verse 2] ひとつ大きく 伸びをしたあと 少しだけこっちへ近づいて 立ちのぼる香りを確かめるように 静かな朝を分け合ってる 砂糖をひとつ 落とすのだって 好きならそれでいいでしょう 何も話さないこの時間も 悪くないって思ってる [Pre-Chorus] 深く黒く 澄んだ色 立ちのぼる香りの中 目が合えば それだけでいい またすぐ湯気に隠れる [Chorus] 香るまで待って 焦らなくていい 一滴ずつ落ちてく時間まで ちゃんと楽しめばいい 苦くてもいい 甘くてもいい そばに流れるこの静けさも 今日の味だと思う [Bridge] 悪魔みたいに黒くても 地獄みたいに熱くても それだけじゃ少し足りない 澄んだ香りと 小さな甘さ いつもの場所に いつもの気配 たぶん それでいい [Final Chorus] 香るまで待って あと少しだけ 挽いた豆から生まれる香り 同じ朝へと溶けていく 苦さも甘さも カップの中で 最後のひと口まで残る 今日の一杯を飲もう 香るまで待って 急がなくていい また眠そうに目を細めてる そんな朝も悪くない [Outro] 黒いコーヒー 湯気の向こう いつもの場所に 気配がひとつ 今日も 香るまで待って

