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やさしい明日へ

V6-MINI

朝の窓に まだ眠る街 湯気の向こうで 今日を選んでる 急ぐ靴音 追い越す景色 気になるものには すぐ手を伸ばす 遠回りだったと 誰かは言うけど 曲がった角ごと 覚えていたい うまくいかなかった日の跡にも 小さな花が 勝手に咲いてる 忘れたくないから 立ち止まる 立ち止まったのに また走り出す そんな矛盾を 笑いながら わたしは今日も わたしでいる どんな夜も ちゃんと越えてきた ここにいるよ それでいいよ やさしさは きっとめぐって あたらしい明日を つれてくる 何年も前の 紙切れひとつ 捨てずにいた理由を 今ごろ知る あの日の声も あの日の拍手も 時間の底で まだあたたかい 離れた手と つないだ手 言えなかったこと 言いすぎたこと それでも誰かの笑った顔が わたしの中で 灯りをともす 知らないことなら まだたくさんある だから世界は 終わりそうにない 新しい言葉を ひとつ覚えたら 昨日の景色も 少し変わる 数えきれないほど 好きになって 好きになったぶん 世界が増えた 抱えきれなくて こぼしたものも いつか誰かの 足もとで光る どんな夜も ちゃんと越えてきた ここにいるよ それでいいよ やさしさは きっとめぐって あたらしい明日を つれてくる 未来のわたしが もし見ているなら 「まだそんなに急いでるの」と きっと呆れて 笑うでしょう 少し遅くなった足取りで それでも見たいものがある 知らない色 知らない歌 まだ名前のない お気に入り 全部わかってからじゃなくていい 心が動いた そのほうへ 余韻さえ予定に入れながら 今日というページを めくっていく どんな夜も ちゃんと越えてきた ここにいるよ それでいいよ やさしさは きっとめぐって あたらしい明日を つれてくる どんな朝も ちゃんと見つけてきた ここが好きと 指をさしながら わたしからこぼれた 小さな光が 誰かの明日を 照らせたらいい 急がなくても たぶん行ける そう言いながら また少し急ぐ 窓の向こうに 知らない空 ねえ 明日は 何を好きになるだろう