
[Intro] [Verse 1] 海の見える坂道を 自転車で下ってゆく もう季節じゃないけど 泳ぎたくなった 道の脇には名前も知らない 花の植え込み 潮風が白いキャップを 飛ばしていった [Hook] 遠くにオレンジ屋根の 灯台が見える レンガでできた レトロな風合(ふうあ)いだ すっかり人はいなくなって 僕と同じくひとりぼっち [Chorus] 服のまま飛び込んだら 魚たちが逃げていった 今からここは僕の場所だ そう思えば戻ってきて つついてくる魚たち 悪かったよとびしょ濡れで 上がって砂浜に尻もちをついた [Verse 2] 当たり前だけれど 灯台には登れなかった 誰かが出入りしているところを 見たことがない 興味本位で鍵に触れてみる 簡易的な南京錠(なんきんじょう)が ひとつだけ [Interlude] [Verse 3] レンガの階段を登ってゆく 鍵はかかっていなかった 濡れたまま素足でペタペタと 登ってゆく 止める人はいない [Pre-Chorus] 屋上に着いた頃には 息も絶え絶えだった 満を持(じ)して ドアノブに手をかける [Chorus] ひらける視界と 雲ひとつない青空 視界が炭酸みたいに パチパチとはじけた [Outro] 水平線まで何も無い海 それでも僕の心は満ちていた

