
[0:00 Intro: Immediate Descending Minor Hook] (二本のギターが下降する短調主題を同時に鳴らし、四小節で歌へ突入) (ドラムは最初の一拍から倍速で走る) [Verse 1] (Vocal: 耳元に近い、小さく少し掠れた可愛い声) (Guitars: 短い刻みの隙間で主題の断片を返す) 夕立が街を追い越して 信号の青が滲んでる 傘を右へと傾けて 誰もいないと あとで気づいた [Pre-Chorus 1] (Vocal: 声量を保ったまま、音程だけ細く上昇) (Bass: 歌とは逆向きに下降) (サビ直前で全楽器が一拍だけ止まる) 持ち手をまっすぐ戻すたび 胸のどこかが落ち着かない 忘れたつもりの頭より 傾いた腕が正直だ [Chorus 1] (Vocal: 細い高音で短く跳び、すぐ泣く主旋律へ戻る) (Guitars: 左右のオクターブ旋律が短調のまま大きく開く) 右肩だけ また濡れている 君のいない傘の下 さよならしたのは ずっと前なのに 身体はまだ間に合ってない 右肩だけ 風が冷たい 似てもいない足音で 名前より先に振り向く癖を 今日も置いていけなかった [Short Guitar Break] (イントロ主題を半音下から弾き直し、八小節で切り上げる) (ベースは休まず次の歌へ走り込む) [Verse 2] (Vocal: 一番より言葉を速く転がし、語尾だけ小さく割れる) 水たまり避けて 半歩よけ 君の場所まで 空けてしまう 急ぐ誰かに 追い抜かれて ひとりの速度を 思い出せない [Pre-Chorus 2] 友だちには もう平気と 乾いた声で 笑えたのに 駅の鏡に 映る私 右側だけが まだ濡れてる [Chorus 2] (Vocal: 同じ旋律をさらに細く、切迫した短い音で歌う) (ドラムとギターは速度を保ち、和声だけ深く沈む) 右肩だけ また濡れている 君のいない傘の下 忘れたふりなら 上手になった 身体はそれを信じてない 右肩だけ 風が冷たい 足音ひとつで振り向いて 思い出よりもしつこい癖が 今日も君を連れてくる [Bridge: Half-Time Collapse] (ドラムが重い半分の速さへ落ち、ギターは単音だけを残す) (Vocal: 小さな直声。一行ずつ短く置く) 傘をまっすぐ持つだけで 君を見捨てる気がした そんなのただの癖なのに 癖ほど別れを知らない [Final Chorus: Double-Time Return] (ドラムが倍速へ戻り、ベースと二本のギターが主題を同時に駆け上がる) (Vocal: 可愛い細声のまま感情だけが崩れ、長く伸ばさず旋律へ戻り続ける) 右肩だけ もう濡らさない 君のいない傘の下 両手で柄をまっすぐにして ひとりの真ん中を歩いてく 右肩だけ まだ冷たい それでも信号は変わってく 君を忘れたわけじゃないけど 傘だけ今日から戻してく [Outro: Immediate Cut] (イントロの下降主題を一度だけ高速で回収) (全楽器が同じ短調和音で鋭く停止) (Vocal: 小さく、少し笑う) 「まっすぐって、こんなだったっけ。」 [End]

