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金木犀

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V4.5-ALL

ねぇ…思い出して 去り際の言葉 キミのその後ろ姿はまるで絶景で __________________ 欠けている筈なのに やけに整って 肝心な所だけが 澄んでいて 呼び方も仕草の その一つでさえも 優しさに均されて 沈んでいく 遠くで叫んでいた 筈の温もりは 移ろうほどに 姿を変えていき 鮮やかさは 増していき ボクはまた 此処に残って 閉じたままの奥底で 忘れたい筈のものほど その甘さを運ぶ季節は 正しいような顔して 怖いくらいに純粋で 香りはまだ消えて紅 正確さを連れてきた キミの残像 もう手放してしまえと 虚ろなままで 間違えた絶景 ボクは消えかけの未完成 変わらない 甘い記憶の中で それはまるで 感覚まで貫ぬいて 息を吸うたびに 鋭く何かが差し込んで 見えない痛みの 形だけが増して 必要もないほどに 引き戻されて 掴み損ねた形が 掌に馴染んで 忘れるための 時間 それは 思い出す為の季節 怖いくらいに単純で 想いはまだ消えて紅 曖昧さを連れていく ボクの残像 まだ手放したくないと 虚ろなまま離せなくて 正しさの絶景 キミは消えかけの完成 綺麗な断片だけが どうしても欠けたまま それ以外は全部 余るほどに残されて 香りだけが 先に追い越した 「ボクはまた秋を整えて」 怖いくらいに純粋で キミはまた燃えて紅 ___________________ はっきりと覚えている言葉 キミは去り際の絶景