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沈む街

V6

[Intro] ここにはだれもいない わたしのなまえをよぶ人もいない 銀色の魚のむれが 沈んだ街の窓をよこぎっていく [Verse 1] かたむく塔から海藻がほどけ しろい砂が過去の道をうめる 標識はみんな言葉をなくして どの扉も青へつづいている こわれた橋のむこうで みどりの光がゆらめく 魚たちは向きをかえて 海底を走っていく [Pre-Chorus] 鐘のない鐘楼 ナマエのない駅 しずかなゆらぎのおくで 影がかたちをかえる [Chorus] Deeper, deeper 圧力でしかいがゆらぐ Deeper, deeper 音はかたちをなくしはじめる くろい闇をぬけて みんながとおりすぎていく あとにはだれもいない しずけさだけがそこにある [Verse 2] くずれた高架のした ふるい車がならんでねむる くだけた窓のむこう 無表情の魚たちがおどる つめたい光が闇をよこぎって ほそい輪郭をえがく ずっとカナタで またひとつ 灯がきえる [Pre-Chorus] とおくでどこか きしむ音がする 泡はのぼりつづける どこまでも どこまでも 海流のむこうから みどりの光が またたく [Chorus] Deeper, deeper かなしみさえ消えてゆく Deeper, deeper みんな海にしずむ それがわたしのセカイ おおきなかげがしずかにすすむ 魚たちはのみこまれて もう だれもなにもしゃべらない [Bridge] 空だったばしょを ふかい海がみたしてる 街のあいだをただよって むかしの面影をさがしている 海の彼方では つぎの朝がやってきても ここでは なにもかわらない [Final Chorus] Deeper, deeper 境界線もきえていく Deeper, deeper なにもかもしずめていく みどりの光が いちどだけ瞬く それももう ふかい闇にしずめた [Outro] ここにはだれもいない わたしのなまえをよぶひともいない 水だけが わたしをつめたく だきしめた