あなたの横顔が、愛おしくて、ただ胸が苦しかった あなたと生きたこの短い季節だけが、本物の光 身分を隠して 街の夜に咲く ネオン あなたは小さな 町工場の日々汗の跡 少しずつだけど 取り戻していく 世の信頼 嬉しくて貯めた 夜の店のお金 あなたのね 私に遺るはシリコンの罠 オーガの命 いつか見送る あなたのお葬式 貯金です 呆れた顔して 首を振るあなた 笑う鈴 友達もできて春の公園で バーベキュー 「どんな汚い 手を使って彼女手に入れた?」 みんながあなたを 羨んでいた 幸せ けれども私は 知っているのです この限界 年をとらない私の姿が いつかバレ 白髪の混じる あなたの横顔 見つめてる ノイズだらけの街の底辺で見つけた あなたと生きた 短い季節が 愛おしい 不器用な手のその温もりを 忘れない 私の心 満たしてくれた ただ一人 世界中が私を「排除すべき異物」と呼んでも あなただけが私を「一人の女」にしてくれた あじさい祭りの 賑わう人混み 手を繋ぐ 一面に咲いた青い花畑 揺れる鈴 「綺麗ね、本当に綺麗」 楽しそうに笑う 離さないずっと この愛の深さ噛み締める 喉が渇いたと 呟くあなたに 席を立ち 遠くの売店 混み合う列で 並ぶ 買い終えた時に ざわめく周囲 空を指す 白昼の空 燃えるオーロラ 走る悪寒 必死で戻った ベンチに静かに 座る君 「遅くなってごめん」 言い訳をしても返事は無い 目を閉じたまま 遠い旅路へ 逝った人 堪えきれずに号泣の声 響きゆく 周囲の視線など 構うものかと 抱きしめる もたれかかる身は まだ温かくて 涙降る 誰もいなくなった夕暮れのベンチ 寄り添えば あなたは輝き 呪いを解かれ 光の粒子となり 空へ昇っていく 空っぽの場所に ぽつりと座って 問いかける 明日から俺は 何をすればいい 分からない ひとりきりの夜長い暮らしが 始まるのか ため息を一つ 立ち上がり歩く 最果てへ I hug you, not caring about the stares around us. Leaning against me, your body is still warm, and tears fall. On the empty bench at dusk, if we snuggle close, You shine, rising into the sky like particles of light. Sitting alone in an empty place, I ask myself, What should I do starting tomorrow? I have no idea. Is this long, lonely night my life from now on? With a sigh, I stand up and walk toward the farthest end. たとえ明日、この楽園が壊れても、 私の心を満たしたのは、あなただけ