
[Verse1] あなたと行った あの高原のぶな林 玉原(たんばら)高原 大きなぶなの幹 幹を両手で抱え あなたは言ったわ ぶなの水音(みずおと)が聴こえると 私も真似して抱えた その後ろから あなたが私を抱えた あの頃は空が青く 高原はどこまでも広かった 玉原(たんばら)高原いつまでも 心に生きて⋯⋯ [Verse2] あなたと行った あの沼沢湖(ぬまざわこ)のもみじ 会津(あいづ)の草原(そうげん) 夜を待ちながら 草原(くさはら)に寝転んで 星空を真下から見上げた 天の川が見えるよとあなた 私も真似して指差(ゆびさ)した その手をあなたが そっと握った あの頃の夜の空 空はどこまでも広かった 会津高原の草の原 いまも心に残る⋯⋯ [Verse3] あなたと行った 白馬三山(はくばさんざん) 大雪渓(だいせっけい)のベンガラの赤い道 誰もが通るあの道で 振り向くあなたが声かけた 大丈夫かと 私に聞いた 私は小さく うなずいた あなたはそっと 私の手を取った あの時見上げた青い空 今も心に生きている 忘れはしない あの頃の空……

