
[Intro: airy guitar, bass enters gently] 朝のまだ冷たい野原 息だけ白く浮かんでる 見上げた布がふくらんで 知らない空をつかまえた [Verse 1: intimate, light groove] 靴の裏にあった地面が 少しずつ遠くなる 昨日まで大きかった街が 模型みたいにほどけてく 駅へ急ぐ人の列も いつもの赤い屋根も こんなに小さくなるのに ちゃんと私の暮らしだった [Pre-Chorus: gently lifting] どこへ行くのと聞かれても 風に聞かなくちゃ分からない それくらいで 今日はいい [Chorus: open and floating] 風の行く方へ 今日は行こうか 知らない方なら なおさらいい 小さくなってく 私の日常 離れてみたら 少し綺麗だ 冷めたら降りよう また歩けばいい 今はこの熱で 浮かんでいたい [Verse 2: warm, flowing] 川は光を引き延ばして 道路は細い糸になる あの角を曲がったところで 昨日は泣いていたっけ 電話は鞄の底のまま 明日の予定もそのまま 帰ればきっと続きを 何事もなく始めるだろう [Pre-Chorus: gently lifting] 行きたい場所を決めるより 吹いてる風を見ていたい そんな朝が あってもいい [Chorus: wider, floating] 風に流されて どこまで行こうか 知らない町にも 朝は来ている 遠くなってゆく 私の日常 嫌いだった場所も 少し綺麗だ 冷めたら降りよう また暮らせばいい 今はこの熱を 手放さないで [Bridge: sparse, spacious] 高く行くほど 何かを忘れると思ってた 高く行くほど よく見えるものもあった 学校の窓 駅前の橋 狭い部屋の灯り 帰りたい場所なんて なかったはずなのに あそこに 私の街がある [Break: instrumental, drifting] 風が変わる 行き先も変わる それだけのことが 今日は少し嬉しい [Final Chorus: warm, expansive] 風の行く方へ もう少し行こうか 正しい方角は 知らなくていい 小さくなってく 私の日常 こんなに遠くで まだ愛しい 冷めたら降りよう また歩けばいい また温まれば 浮かべばいい どこへ着いても そこから帰れる だから今だけ 風に任せよう [Outro: gently descending] 屋根が少しずつ 大きくなってゆく 聞き慣れた音が ひとつずつ戻ってくる 地面に足が触れたなら たぶん昨日の続き それでいい 空から見た街を 少しだけ覚えていよう そろそろ 帰ろうか [End]

