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午前零時の標本室

V5.5

【Instrumental】 【Intro】 午前零時の交差点 信号だけが息をする 誰もいない歩道橋に 昨日の影が干してある 【Verse 1】 閉店後の水族館から 透明な電車が走り出す 切符には行き先もなく 「目を閉じるな」と書いてある ビルの隙間を泳ぐ月 屋上で眠るパラボラ 壊れた天気予報だけ 明日の雪を繰り返す 【Pre-Chorus】 世界はたぶん大きすぎて 正しい形を忘れたんだ だから今夜も街角で ありえないものが瞬きをする 【Chorus】 午前零時の標本室 名前のない夜を飾って 街灯 魚と夢 ガラスの中で呼吸する 帰る場所は知らなくていい 地図の外側まで歩こう 現実が少し壊れるたび 世界はきれいに透けてく 【Verse 2】 自販機が売る青い霧 百円玉で買った記憶 飲み干したら喉の奥で 知らない海が鳴り始めた 地下鉄の窓に映るのは 三秒先の私だけ 笑いもせずに指を差して 暗いトンネルへ消えてく 【Pre-Chorus】 時計の針を抜き取れば 朝は来ないと思っていた だけど東の空の傷が 静かに白く開いてゆく 【Chorus】 午前零時の標本室 なくした時間を並べて 星座とノイズ 錆びた羽 ガラスの中で夢を見る 意味はもう探さなくていい 答えはいつも形を変える 世界が少し狂うたび 自由に透けていく心 【Bridge】 眠れない自販機が 最後の夢を吐き出した 缶の底に沈んでいた 小さな朝を拾い上げる 【Last Chorus】 午前零時の標本室 誰も知らない夜を飾って 街灯 魚と夢 全部ここで生きている 帰る場所は決めなくていい 地図の外側にも道はある 現実が少し壊れたなら そのすきまから空を見よう 【Outro】 午前零時の交差点 信号だけが息をする 青になっても渡らずに 夜の続きを眺めてた