コーヒーは冷め、太陽は低く沈んでゆく 床に伸びる影を見つめながら 君に手を伸ばすけれど 触れるのは空虚な空気 ドアのすぐ後ろに 君のセーターが掛かってる かつての私たちの想い それ以上でもそれ以下でもない。 窓ガラスの模様をなぞりながら 雨の合間を待つ 時計は刻む、一拍毎に 満たされない心の鼓動を 胸の痛みは 甘くも苦い 安らぎを知らない孤独な心 望む場所から遠く離れて この切望の海に溺れながら 君が私の名前を呼ぶあの響きが懐かしい でも今夜は、沈黙が全てを責める 階段で君の足音が聞こえた気がする 振り返れば誰もいない 街の灯りが外でちらつく この空っぽの家で 隠れる場所などどこにもない シャボン玉のような記憶を抱きしめて 季節は移り変わるけど 何も変わらないまま 目を閉じて 君の声を聴こうとする でも運命は私に他の選択肢を残さないの この静かな部屋で待つことだけ こどくな暗闇に包まれて あと一度だけ触れて 今夜だけ この心を軽くさせて 胸の痛みは  甘くも苦い 安らぎを見出せない孤独な心 望みとは程遠い場所にいて この切望の海に飲み込まれそう 君が私の名前を呼ぶあの響きが懐かしい でも今夜は、沈黙のせいね 君が恋しい… 君が残した空間さえも まだここで待ってる…