
雲のすきまから 赤い光がこぼれてる カバンのすみに残った 君の笑い声 静かな線路の横で 言葉がこぼれた 風が吹いて 少しだけ二人のあいだに 今はまだ何も言わないで 踏切が鳴る前に そのまなざしだけでいい わかってる終わりはすぐそこ 光の中で揺れる 君の影が小さくなる 手を伸ばすけど届かない 肩にさわる風だけ 心がまだ迷ってる それでも行くしかない 今言葉にしたらきっと 涙に変わってしまう だから今は微笑んで 踏切が鳴るまで 白い煙が過ぎる 声もいっしょに消された まぶたの裏に君の笑顔 離れた世界のようで それでも今はうなずいて さよならはまだ言わない 踏切が鳴る 風が幕をとじる 君の肩が遠くににじむ

