遥かに続く大海原 白い波が模様を描く 眩しい軌跡を残すのは 美しき人魚の花魁 玉簪が波間に揺れ 差し込む陽射しに輝いた 男の心を惑わせて 自由奔放に舞い踊る 海より青いその瞳に 映っているのは誰なのか 妖美に光るその鱗は 誰を想って輝くのか 人魚の花魁、今何処 激しく荒れる大海原 黒い船が砕けて沈む 優しき王子を救うのは 気紛れな人魚の花魁 ふたりの想い、心が揺れ 生まれる恋慕に微笑んだ それでも別れは訪れて 想いに蓋して舞い踊る 空より深いその瞳に 王子の姿を焼き付けて 悲しく光るその鱗を 餞別だよと手渡した 人魚の花魁、涙飲む 海で彼女を探した王子 再開できずに涙零す 彼女に貰った鱗には 小さく「サヨナラ」と彫られてた 玉簪が波間に揺れ 差し込む陽射しに輝いた 男の心を惑わせて 自由奔放に舞い踊る 海より青いその瞳に 映っているのは誰なのか 妖美に光るその鱗は 誰を想って輝くのか 人魚の花魁、今何処 どこかの海で舞い踊る 涙隠して舞い踊る 人魚の花魁、愛求む