
既読スルーのワルツ
[Intro] 終電(しゅうでん)前(まえ) 自販機(じはんき)の前(まえ) ぬるいミルクティー 指(ゆび)に残(のこ)る 通知(つうち)は来(こ)ない 画面(がめん)のまま 街灯(がいとう)だけが やけに明(あか)るい [Verse] コンビニ袋(ぶくろ) 片手(かたて)にぶら下(さ)げて イヤホンで逃(に)げる バス停(てい) あいつの名前(なまえ) 出(だ)すたびに 君(きみ)の声(こえ) 少(すこ)しだけ柔(やわ)らかい レシートの端(はし) 折(お)り目(め)つけて 言(い)えないこと 数(かぞ)えてる [Pre-Chorus] 「大丈夫(だいじょうぶ)」って送(おく)った指(ゆび) ほんとはまだ 震(ふる)えてる [Chorus] くるくる くるくる 回(まわ)るワルツみたいに 君(きみ)は遠(とお)くなるばかり くるくる くるくる 既読(きどく)だけ増(ふ)えてく 言葉(ことば)は届(とど)かないまま ワンステップ遅(おく)れるたびに 置(お)いていかれる気(き)がして ねえ くるくる くるくる この恋(こい) ほどけないで [Verse 2] ファミレスの窓(まど) 雨粒(あまつぶ)なぞって 三人分(にんぶん)のドリンクバー ストローの色(いろ) 選(えら)ぶふりして 君(きみ)の隣(となり) 誰(だれ)か決(き)まる テーブルの上(うえ) 置(お)いたスマホ 伏(ふ)せたままでも 気(き)になってる [Pre-Chorus] 通知音(つうちおん)ひとつで 全部(ぜんぶ)崩(くず)れる こんな自分(じぶん) 知(し)らなかった [Chorus] くるくる くるくる ズレるテンポのまま 名前(なまえ)だけが残(のこ)ってる くるくる くるくる 視線(しせん)は交(まじ)らない 笑顔(えがお)だけ置(お)いていく 半歩(はんぽ)分(ぶん)の距離(きょり)なのに 越(こ)えられないラインがある ねえ くるくる くるくる まだ嫌(きら)いになれない [Bridge] 夜(よる)の改札(かいさつ) ICカード握(にぎ)って 改札音(かいさつおん)だけ やけに軽(かる)い 「またね」って言(い)った そのあとで 一人(ひとり)になるのが こんなに重(おも)い [Final Chorus] くるくる くるくる 回(まわ)るワルツみたいに それでも君(きみ)を見(み)てる くるくる くるくる 終(お)わらない夜(よる)に 答(こた)えをまだ探(さが)してる ワンステップだけでもいい 合(あ)わせられたら 笑(わら)えるのに ねえ くるくる くるくる この恋(こい) 消(き)えないで [Outro] 既読(きどく)のまま 止(と)まった画面(がめん) 閉(と)じられない夜(よる)がある

