
……。 同じ歌を 口ずさんでも キミとボクは 違う場所を 撫でている 例えば 揃えたはずの 呼吸さえも どこか少し 逸れたりして 理解ったような フリをした風は どこか 全部 似てる気がしたんだ この春の行く先も きっとそうだろう 音楽っていうのは 本来 孤独で 誰かと 分け合えるような 顔して ほんとはずっと 一人で鳴ってる 届かなくてもいいから せめて今 これを打ってる 僕だけには 届いてよ 違う夜を 泳いでいるつもりで 同じ海の 孤独を抱えてて 「一度だけ 重なった 味蕾は」 揺蕩うようにして 春に 見覚えのある 色の痕跡を また何度も 何度も 辿ってみては 違うものに してみたりして 未来っていうのは 本来 孤独で アナタと分け合えるような顔して ほんとはずっと 一人で成ってる 届かなくてもいいから せめてこの 明日を打ってる 僕だけには 届いてよ 春の風は今日も 一人称で 誰かに向けて 吹いているフリをした 似せようとした そのフレーズは それはきっと 僕の知らない意味で 音楽っていうのは 本来 純粋で 誰かと 分け合えるような 顔して ほんとはずっと キミに向けて鳴ってる どこにも だれにも 届かなくていいからさ せめてこれを見て 脈を打つ ねぇ、心臓だけには 届いてよ それでも それでも 鳴らしてしまうのは きっとまだ 諦めきれてないから

