[Intro: Solo Piano, Distant Heel Taps] 幕が開くまで あと三秒 この鼓動だけ 少し早い [Verse 1] 磨き上げた靴の先 シャンデリアが逆さに揺れる 鏡の前で結び直す 赤いリボンと いつもの顔 「間違えずに、美しく」 飲み込んできた言葉の列 誰もいない袖の奥で 小さく床を鳴らした [Pre-Chorus] 譜面どおりの呼吸では この胸までは満たせない 震える指をほどいたら 合図は 私が出すわ [Chorus] 鳴らせ 靴音 静寂を踏み越えて 綺麗なだけの私なら ここに置いてゆく 踊れ ためらい 火花に変わるまで 誰かが決めた終止符の その先を歌う 私のカデンツァ [Post-Chorus: Palmas, Piano Hook] 一歩 もう一歩 まだ知らない響きへ [Verse 2] 裾をかすめる向かい風 予定のない旋律が走る ほんの少し外した足も 次の拍子に変えればいい 客席の隅 伏せた顔 拍手の波に紛れた手 上手に笑えないあなたへ 今夜は目をそらさない [Pre-Chorus] 傷ひとつない硝子より 擦れた靴底を信じたい ここまで歩いた数だけ 消せない音があるでしょう [Chorus] 鳴らせ 靴音 沈黙に爪を立て 正しいだけの答えなら 風に返してしまえ 踊れ ためらい そのまま連れてゆく 誰かに許されなくても 始めていいのよ あなたのカデンツァ [Instrumental: Extended Piano and Flamenco Guitar Trading Solo, Palmas, Rising Strings] [Bridge: Half-Time, Intimate Vocal, Sparse Piano] 本当は 幕の向こうが 怖くなる日もあるの 平気な顔が上手くても 平気なわけじゃない それでも 最初の一音で 息ができる気がした 褒められるためじゃなく 私は 歌いたかった [Build: Heel Taps, Rising Piano] ひとつ 床を鳴らす ふたつ 胸が応える 揃わなくていい あなたの速さで ここから! [Final Chorus: Full Orchestra, Soaring Vocal] 鳴らせ 靴音 静寂を踏み越えて 綺麗なだけじゃ届かない 熱を今 放て 踊れ ためらい 火花に変わるまで 誰かが決めた終止符の その先を歌う [Final Chorus Extension] 響け 靴音 この幕が下りたあとも あなたが帰る石畳に 続きを残して もう隠さない 震えも この笑顔も 私が選んだ一歩から 音楽は始まる 私のカデンツァ [Outro: Piano and Guitar, Final Heel Stomp] 一歩 もう一歩 明日へ響かせて 最後の音は 私が決める [End]