
窓を叩いていた雨が いつの間にか遠くなった 君と歩いた帰り道 濡れた街だけが残ってる 言えなかった言葉ほど 胸の奥で消えなくて 笑っていた君の顔を 何度も思い出してる もしもあの日に戻れたら 違う言葉を選べたかな 握りしめたこの手の中 まだ君の温度がある さよならを言えないまま 僕らは別々の空へ 涙さえも流せなくて ただ君の名前を呼んだ 戻れないと知っていても 心はまだここにいる 雨上がりの街の隅で 君を待ってしまう 古い写真を開くたび 季節だけが過ぎていく あの日二人で見上げた 空は今も青いまま 忘れようとするたびに 優しさだけ蘇って 傷つけたあの言葉が 夜の静けさに響く もしも君が奏でていた あの日の音色を聴けたら 止まったままのこの心も また明日へ動き出すかな さよならを抱きしめたら 少し強くなれるのかな 君がくれたあの日々を 悲しみだけにしたくない 戻れない時間の中で 僕らは確かに生きてた 雨上がりの空を見上げ 小さく息を吐いた 静かな夜に 時計の針だけが 僕を置き去りにしていく それでも明日は 少しだけ違う空を 見せてくれる気がした さよならを言える日まで 君を忘れなくてもいい 涙の跡を抱えながら 僕は歩いていく もしまたどこかで会えたら 笑って話せるように 雨上がりの光の中 君にありがとうを さよなら ありがとう 僕らの季節に

