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退けない退かない譲れない

[Verse 1] あったかい そこ さっきまで しもべの重さの かたちがある ふわっと残る あの ひざのぬくもり クッションに まだ 沈んでる 先に見つけたのは たぶんボク でも あいつも もう目が合ってる しっぽ 一度 ぶんと振って 「ここはオレのだ」って 目で言った [Chorus] 引けない戦い この一歩の差 毛一本ぶんの 距離が未来だ とろける席は ひとつだけ うなる心臓 のどはグルルル (うー…) それでも どけない どかない ゆずれない [Verse 2] ヒゲがふるえる 耳が ぴんって立つ 小さなグルグル 今は警告 背中の毛 ざわざわ立って 前足 そっと でも前へ 「シャー」って言えば 逃げるかな あいつも 負け顔は 見せたくない クッションの端っこ かすめあう ひげとひげ 火花ちらす 爪 まだしまったままだけど 仕掛ける 準備は出来てる [Chorus] 引けない戦い この高低差 ひとかきぶんの 場所が命だ あまいぬくもり ひとつだけ 丸まりたいのは どっちも同じ (にゃあ…) だからこそ どけない どかない ゆずれない [Bridge: Surprised] 「もう、ケンカやめなさい」 低い声 ふいに落ちてくる あ 見てたんだ ずっと しっぽ 同時に ぴたっと止まる ひょいっと持ち上げられて 世界ごと ひざの上に移動 右と左 半分ずつ あたたかさ 山盛りに増えた [Chorus] [テンションを落とす] 引けない戦い そんな顔して ほんとはどっちも 甘えたかった とろける席が ふたつできて 胸の真ん中 くっついて眠る (ごろごろ…) 気づけば どけない どかない もういらない [Outro: Warm] あったかい ここ 今だけは 負けた気なんて どこにもない しもべのひざ 特等席の広さ 二匹ぶんで ちょうどいい