襟風切って 前倣えの人波に 逆行するのさ レールをはずれた不安と 自由に歩ける安堵 君を支配するのは もう時計じゃない キリのない ないものねだりさ 人生は でも上から眺めるより 近くで触れてみたい 真面目さが取り柄 それもいいけど 時には 思い切り バカになれ 光だけでは 何も見えない 陰があるから 君だとわかる そういう風にできている この世界は 昨日に囚われることもなく 明日に縛られることもなく 真っ白な地図の上 頼りは君だけのコンパス 流される為に捨てたものと 決意の上で捨てたもの すぐ価値を比べたがる そうじゃないだろう 手にしたものだけじゃなく 失ったものも 今の君を形作っている 繰り返しの様な毎日も 長い旅路の途中 二度とは戻れない だからこそ尊く 顔を上げた君は眩しく 胸を張って踏み出していく 死に方は選べないから 生き方を選ぶんだ 地図は道標じゃない これから描いていくもの 寄り道の数だけ 賑やかになっていくよ いつかこれを広げて 振り返る時 君は誇らしげに 笑顔で語るんだ 僕はその日を 楽しみに待っている


