[Intro] まだ知らないふり できるくせに 庭の黒椿 それを許さない 夜になる前の 淡い湿りに わたしの名前が 薄く滲んだ [Verse 1] あなたがわたしを 呼ぶその声が 前より柔らかい 響きじゃないのね 優しいままでも ぬくもりじゃない 触れば触るほど 少し寂しい [Pre-Chorus] 呼ばれるたびに 解けていくの わたしの名前に 残った香り 黒椿だけが それを拾って 夜の手前で 濡れてしまった [Chorus] 黒椿は 宵に濡れる わたしの代わりに 声もなく濡れる あなたの心が 解けるたびに まだ愛してると 痛みだけ残る [Verse 2] 残した香りも 乾いていくの あなたのシャツから 季節が変わる 思い出ばかりが 雫になって 今のぬくもりを 攫ってくみたい [Pre-Chorus 2] 残りの香りが 夜にほどけて 雫のように 庭へ落ちてく 黒椿だけが それを集めて 何も言わずに 濡れてしまった [Chorus 2] 黒椿は 宵に濡れる 忘れられるほど 深く濡れてく あなたの心に 残れるならば 痛みの雫で 最後までいたい [Bridge] 優しさじゃなく 傷でもいいの あなたの中に 残れるならば 消えてしまうのが いちばん怖い ひとしずくだけ まだわたしでいたい [Final Chorus] 黒椿は 宵に濡れる 消えてしまう前 いちどだけ濡れる あなたの中に 残れるならば 傷のかたちで まだ咲き続ける [Final Chorus2] 黒椿は 宵に濡れる わたしの代わりに 声もなく濡れる あなたの心が 解けるたびに まだ愛してると 痛みだけ残る


