
水色の薄い空 冷たい日差し 水色のワンピース 裸足の足元 星の砂 透明な波に 砂が掬われ そのまま 誘われる 温度のない海 感覚がないまま進む 薄い日に 揺らめく 私の影 砂底を進む 振り返ると 砂漠の島が 遠くに見えた 少し暗い砂底 慌てて向きを 変える小魚 見上げると 丸い空があった 鼓動は感じない 私の影は もう見えない 光の届かない海溝 そのまま進んで ゆっくりと 沈む 空は見えない 薄い水に 満たされる 輪郭を手放しながら 沈み続ける 薄い輪郭を 細長い魚が とおり抜ける 沈み続けて 底に着く 柔らかい 砂の底 淀みの中で おやすみと つぶやく

