【Intro】 君のいない帰り道に なぜか あの日の雲を思い出す 【Verse 1】 言葉が落ちる前に君の瞳は分かっていた どちらともなく隙間があるいつもの帰り道 駅の改札 いつもより遅く通りすぎる 自販機の光に引き寄せられる虫たち 笑い声が やけに耳に残る夜 【Pre-Chorus 1】 「好き」と言ってほしかったあなた 言わなかったのは私 「嫌」と言ってほしかったわたし 「嫌」と言えなかったあなた ずっと黙ってたふたり 【Chorus 1】 子供の頃 窓から見上げた空 届きそうで 壊れそうな雲 ずっと手を伸ばしてた 青のなかで流れてた 大人になって 誰かが言った 「雲は流れてないよ 形を変えてるだけ」って。 そうだ…… 変わったのは私だった… 【Verse 2】 最後に触れた君の声 優しすぎて少しずるいよ 温もりと冷たさが混じった夜 沈黙が全部語ってた 通りすがりの景色が どうしようもなく無色で ポケットの中 ひとり握った想いだけが残った 【Pre-Chorus 2】 思い出って 勝手に綺麗に落ちていく 「ごめんね」が いちばん最初に浮かぶんだ 忘れたくなかったはずなのに 時々 本当に忘れそうで、怖くなる 【Chorus 2】 伝えたくて言えなくて わかってほしくて逃げてた 言葉は雲みたいに揺れて 掴めそうで掴めなくて 私が変えた形を 君はきっと見ていたんだね 触れられないまま そっと空を見てた 【Bridge】 もし あの日のままだったら 君はまだ ここにいたのかな 風も雲も 戻らないこと やっと少しだけ わかった気がしたんだ 手放すことは 忘れることじゃない 【Final Chorus】 あの空は 何も変わってなかった ただ私の心が変わっていっただけ 掴めなくても 手を伸ばした 忘れたくなかったから この手の中 空っぽでも 君がいた空を ちゃんと覚えてる 【Outro】 今日もまた あの雲が流れてる ただ 私のかけらを 乗せながら