[Intro] [Ambient, Lofi Vinyl Crackle, Glitch Effects] 非常口だけが やけに明るい夜だった 逃げる予定なんて ないくせに 何度も見てしまう [Verse 1] [Jazz Drums, Irregular Time Signature] 自販機の光に 負けそうな月が浮いていた 誰かの成功談が 流れるたびに 僕の靴底だけが 少しずつ減っていく [Glitch Beat] 急がなきゃ 急がなきゃ そう思うほど 何処へ行きたいのか 分からなくなる [Pre-Chorus] [Time Signature Shift, Emotional] 未来ってやつは 地図みたいな顔をして いつも肝心な場所だけ 描いていない [Chorus] [Dynamic Jazz Fusion, Heavy Glitch] 僕らはきっと 壊れたコンパスだ 同じ場所を回りながら 旅だと信じてる 間違いだらけの今日を 抱えたままでいい 夜空に穴を開けるように 息をしている [Verse 2] [Lo-fi Hip Hop Beat, Glitch Cut] 友達のふりをした 焦りが隣で笑う 「まだそこなの?」 なんて 聞いてもいないのに 心の奥の方で ずっと喋っている 飲み干した缶コーヒー 潰してみたけど 小さな敗北感は 潰れなかった [Pre-Chorus] [Time Signature Shift] 大人になるほど 上手くなるのは 夢を見ることじゃなくて 諦める理由だ [Chorus] [Dynamic Jazz Fusion, Heavy Glitch] 僕らはきっと 壊れたコンパスだ 北も南も分からないまま 朝へ向かっている 誰にも言えない傷を 隠したままでいい 笑われるほどの願いが まだ消えないから [Bridge] [Experimental Avant-garde Jazz, Glitch Breakdown] 交差点の真ん中で 赤信号が滲んでいた 進めとも 止まれとも 言わない顔で ただそこにいた まるで僕みたいに [Last Chorus] [Climax, Full Band Jazz Jam, Glitch Beat] 僕らはきっと 壊れたコンパスだ それでも捨てられないのは まだ信じているから 正しい場所じゃなくても 辿り着けるならいい 非常口の月だけが 静かに頷いた [Outro] [Vinyl Hiss Fadeout, Melancholy] 逃げるためじゃない 生き残るためだ そんな言い訳を ポケットに入れて 僕は今日も 朝を待っている [End]