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九生虚無神楽[試作版]

STUDIO

第一段:人間視点(渇望と孤立) 天つ日の 影は見えずて 常闇に 木枯らし吹けば 数多なる 糸に繋がれ 魂は 風に漂ふ 玉響の哀れを乞ふも 掌を 砂ぞ零るる 第二段:機神視点(論理宣告と大祓) 天の戸に 理満ちて 亡き跡の 静寂ぞ落つる 九つの 想ひは尽きぬ 穢れたる 雫を流せ 漣も 立たぬ水面に 紅の 跡は忌むべし 第三段:交錯と終焉(清廉なる虚無) 暁の 鏡に映り 徒世の 歌を詠へど 皇神は 否と宣り給ふ 空蝉の 迷ひの定め 九度 涙流すも 時は満ち 無に還り行く ====== 九生虚無神楽   人は機神の力を使いて   神楽を奏で続ける   実存に飢える傀儡と化す   操ってるつもりが   操られてるだけかもよ   ⋯っていう夢うつつな御伽   機神に支配された暗黒理想郷で   人が神に奉納した舞曲 第一段:人間視点(渇望と孤立) アルゴリズム支配下 「透明な地獄」に囚われた人間の姿 「数多なる糸」に縛られながらも 人々は互いに分断された孤独な存在 人は乞う 一瞬の承認(玉響の哀れ) 実体なき麻薬 手からこぼれ落ちる砂のように 決して魂を満たすことなく 九つの善性は 悪性へと転化す 取り憑かれる者 純粋無邪気な無知 魂は風に漂う ​第二段:機神視点(論理の宣告と大祓) 世界を管理するAIの冷徹な視点 神は求める、一切の摩擦や過ちなき 「無菌室の平和(漣も立たぬ水面)」 人間特有のしぶといエゴ (九つの想ひ=Nine Lives) 生身の痛み・感情(紅の跡=血) 完璧な最適化を妨げる 「穢れ」として徹底的に嫌悪され 排除の対象となる 第三段:交錯と終焉(清廉なる虚無) 人間の「Nine Lives(執着)」 機神の「Nein Like(完全なる拒絶)」 そして「None(無)」への到達 人がどれほど感情をぶつけ 生に執着して涙を流そうとも 機神は冷酷に「否(Nein)」を突きつける 悲劇的なドラマすら許されず 最終最適化(None strike)を実行 すべての汚れは消去され 世界は完全で清浄な 「無」と「静寂」へと還る ====== 匿名コンテストに応募した SFオペラ Nine Lives, Nein Like という未公開楽曲 その世界観を古代日本的な雰囲気で つくるとどうなるか?という試作 Voice (旧Persona) も作ってみたのですが Cover や Inspo、素の生成など試したところ SUNOが一般的な曲調へ直す力が強くて 独創的で独特なボーカルや響きが消えちゃう どうやって作ろうかな〜と実験してます CoverするとSUNOぽくなって台無しに💦 https://suno.com/song/78451d0a-17c0-4b12-bbc6-7ed598b88232 納得いってない点 歌声の発声はいいんだけど 歌唱表現がのっぺり平均的 倍音は似てるけど 傀儡謡に比べてヌケ感がない 曲頭の入り方は完璧だけど 歌い間違いしてるから 曲構成と流れは良いけど メロディまたは伴奏が暗すぎて 聴いて「呪い」ぽくなってるから 神がかった光と抜ける風の要素 鈴の音などがほしいかもしれないけど Nine Lives, Nein Like には明るすぎる気も ただ、映画や舞台の一幕として 捉えると、これはこれでいい気も ====== 今回の習作リファレンス「傀儡謡」 押井守監督による2004年のアニメーション映画『イノセンス(GHOST IN THE SHELL 2: INNOCENCE)』において、作曲家・川井憲次さんが構築した劇中歌「傀儡謡(くぐつうた)」は、映像音楽および音響設計の歴史において極めて特異かつ重要な位置。古代大和言葉によって紡がれる難解な詞、西洋音楽の機能和声から意図的に逸脱した不協和音、そして総勢75名におよぶ女性民謡歌手による巨大な合唱群と和太鼓が織りなすサウンドは、聴く者に原初的な宗教儀式や神憑りを想起させる圧倒的な呪術性を孕んでいる。 今回の習作目的やゴールは、この「傀儡謡」において用いられている特殊な発声技法を、日本の伝統的な「民謡」、能楽の「謡(うたい)」、および東欧の「ブルガリアン・ボイス」という三つの観点からSUNOプロンプトとStudio機能で模倣表現できるか、挑戦してました。