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読めない夜の案内板/NOCTI≒LIE(ノクティライ) “nocturnal=夜”と“lie=嘘”を混ぜた

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V5.5

【Intro】 午前零時の商店街 看板だけが目を覚ます 読めない文字が瞬いて 私たちを呼んでいる 【Verse 1】 閉じた花屋のガラス窓 逆さの文字で「まだ春です」 季節外れの白い蝶が シャッターの隙間へ消えてった 古い喫茶店のメニューには 見たことのない星の名前 指でなぞればカップの底に 知らない海が揺れていた 時計屋の青い案内板 針みたいな文字が回ってる 読めないはずなのに胸の奥で 「急がなくてもいい」と響いた 誰もいない映画館 ポスターの文字が泣いている タイトルだけは分からないけど 私の記憶が映ってた 【Pre-Chorus】 ねえ、この文字は誰の声? ねえ、この夜は誰の夢? ひとつずつ拾い集めたら 何かが始まりそうで 【Chorus】 読めない夜の案内板 意味も知らずに進んでく 違う言葉を見ているのに なぜか同じ場所を指している 読めない夜の案内板 消えない光を追いかけて 四つの声を重ねたとき 町の秘密が歌になった 【Post-Chorus】 くるり、文字が踊って ふわり、空へ昇って きらり、星に変わって 夜の続きを照らしてる 【Instrumental】 【Verse 2】 おもちゃ屋の壊れたネオン 丸い文字で「忘れないで」 小さな汽車が棚を抜け出し 月まで線路を伸ばしてく 薬局の緑の看板は 雨みたいな字を降らせてる 傘を開けば一文字ずつ 昔の匂いに変わってく パン屋の前の黒板には 羽根の形の文章がある 読めないその言葉を なぜか私は知っていた 商店街の突き当たり 白い標識が浮かんでる 四つの矢印、別々なのに 全部こちらを向いていた 【Pre-Chorus】 ねえ、私たちは違うものを ずっと見ていたはずなのに 口に出したその瞬間 同じ言葉になっていたんだ 【Chorus】 読めない夜の案内板 名前のない道を進んでく 違う記憶を抱えていても なぜか同じ夜に立っている 読めない夜の案内板 消えそうな文字を追いかけて 四つの声を重ねたとき 町の秘密が歌になった 【Bridge】 花屋の文字は「はじまり」 喫茶店の文字は「かえり道」 時計屋の文字は「今」 映画館の文字は「忘れないで」 おもちゃ屋の文字は「約束」 薬局の文字は「涙」 パン屋の文字は「明日」 白い標識は「この先へ」 ばらばらだったその言葉を 順番どおりに並べたら 「忘れた夢を迎えに行こう 四人なら夜を越えられる」 【Break】 突然すべての看板が 一度だけ明るく光り 読めなかった文字たちは 言葉になって消えていく 【Final Chorus】 読めない夜の案内板 意味を知らずに進んできた 違う言葉を見ていたら 同じ答えに辿り着けた 読めない夜の案内板 もう光は消えてしまった それでも胸に残る言葉を 四つの声で歌っていく 読めない夜の案内板 午前零時を越えていく 帰り道は分からないけど 私たちなら迷っていける 【Outro】 朝になれば商店街は いつもの文字に戻ってる 誰も知らない夜のことを 四人だけが覚えてる 閉じた店の案内板に 小さな文字が残っていた 「また今夜」