
この曲は、J-popの館さんの企画『奇行戦記 プロジェクト・バリグナー』の世界観から派生した作品です。 今回は前回のショートストーリーの続きです。同じく歌詞の後に載せています。ストーリーには、HIDE777さん、しでん🐦⬛さん、Aetheryn (エイセリン)さんの設定を一部お借りしています。 また、今回登場するミラちゃんは、HIDE777さんのオリジナルキャラクターをゲストとしてお借りしたものです。快くキャラクターをお貸しいただき、ありがとうございます✨ 恒例としてストーリーに合わせたショートアニメも制作しました。今回は試しに、アニメの一部にボイスを入れてみて効果を確かめています。 今回のショートアニメは尺の都合で(5分くらい)、Hooksには載せられませんでした。アニメにも興味がある方は、ぜひYouTubeの方で見ていただけると嬉しいです!よろしくお願いしますギキューン🍜 ✨🎥https://youtu.be/2eFBdyoX7-U R2-E2さんもシリーズ集大成となるMVを制作してくださいました!よろしければ、こちらもぜひご覧ください😸 ✨https://www.youtube.com/watch?v=9XScZ_qoksY&t=2414s 前回のストーリー 🔗https://suno.com/s/JJ55sMAxiHtZq3Qs 次回のストーリー 🔗https://suno.com/s/M0bIrpgJoPPxTxnI 🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🍜 目を閉じて、音のない深海へ 鉄の残骸に、誰の願いが埋もれた? 運命はただ、喪失の繰り返しだと 君の声が、この空白を切り裂くまで 鎖が砕け散る瞬間、魂は解き放たれる 世界が反転しても、この絆は手放さない Resonance! Spread out the wings, soaring the infinite! 限界を超えて、光の彼方へ! Hand in hand, we cross the burning line! 繋いだ鼓動が、明日を切り拓く! 閃光の彼方、すれ違う一瞬に 交錯する軌道、ノイズの奥に触れた 刃越しに伝わる、声なき痛み 矛盾を切り裂いて、未来を掴み取る 言葉はいらない、その鼓動が導くから 恐れを捨てて、二つの奇跡が重なり合う Resonance! Piercing the shadows, igniting the rising flame! 迷いを振り切り、希望を灯して! Feel the pulse, our spirits will never divide! 絶望を砕き、二つの星は輝く! もしこの世界に、燃え尽きる戦火がなかったら… すれ違うあの影と、笑い合えたのかな? 優しき願いは、無情な空に散るけれど でもこの共鳴は、同じ明日を守るために— Resonance! Spread out the wings, soaring the infinite! 涙を拭って、明けゆく空へと! Hand in hand, we cross the burning line! 響き合う声が、奇跡を生み出す! Piercing the shadows, igniting the rising flame! 闇夜を照らして、命を輝かせ! Feel the pulse, our spirits will never divide! 運命を超えて、二つの星は一つに! ずっと、共に... 🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🍜 《Resonance》 (EN ver) Close my eyes, sinking into the silent deep Whose forgotten wishes sleep within the iron debris? Believing fate is nothing but an endless cycle of loss Until your voice breaks through the void and reaches out to me The moment these heavy chains shatter, our souls are finally set free Even if the world turns upside down, this bond is all we need Resonance! Spread out the wings, soaring the infinite! Breaking through the limits, flying to the light beyond! Hand in hand, we cross the burning line! Our connected heartbeats will carve a path to a new dawn! Beyond the flashing lights, in the moment that we cross Intersecting orbits, feeling what is hidden in the noise A silent pain transmitted through the clashing of our blades Tearing through the contradictions, claiming the future we chase No need for any words, let the heartbeat be our guide Casting all our fears away, two miracles align Resonance! Piercing the shadows, igniting the rising flame! Shaking off the hesitation, let the light of hope ignite! Feel the pulse, our spirits will never divide! Shattering despair, the two stars will brightly shine! If only this world were free from the burning fires of war... Could we have smiled together with that shadow from afar? These gentle wishes scatter in the heartless, empty sky But this resonance will fight to keep our shared tomorrow alive— Resonance!! Spread out the wings, soaring the infinite! Wiping away our tears, flying to the dawning sky! Hand in hand, we cross the burning line! Our resonating voices will bring a miracle to life! Piercing the shadows, igniting the rising flame! Illuminating the darkest night, let the sparks of life ignite! Feel the pulse, our spirits will never divide! Rising beyond our fate, the two stars will fuse as one! Forever, side by side... 🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🍜 奇行戦記バリグナーSIDE STORY:Resonance 【今回の登場人物・機体紹介】 アリア: 本作の主人公。心優しい性格で、姉と共に平和に暮らすことを願っている。 レイナ: アリアの姉。現在は捕虜の身であり、首には小型爆弾が仕込まれたチョーカーを着けられている。 クラウス: アリアが所属する部隊の指揮官。 ミラ: ズレトルニア帝国のエースパイロット。アリアとはプライベートで何度か面識があるが、お互いに戦場での素性を知らない。 バリグナー・アリアンロッド: アリアが搭乗する実験機。脳波でコントロール可能な兵装「ビット」を装備している。 バリグナー・ビナリオ: 地球連邦軍が開発した新型機。完成型の「レゾネイト.システム」を搭載している。 【I. 忍び寄る影】 帝国軍による研究所奇襲の失敗から、少しの時が流れた。 アリアとレイナは、再び冷たい宇宙の海へと戻っていた。連邦軍が極秘裏に開発を進めていた「レゾネイト.システム」は、限られた者しか知らない中、ついに完成の時を迎え、新型機「バリグナー・ビナリオ」に搭載された。 そのテスト起動が予定されていた、まさにその日。 部屋で、いつものようにレイナと他愛のない会話を交わしていたアリアの耳に、突如としてけたたましい警報が鳴り響いた。帝国軍の急襲である。 「お姉ちゃん、行ってくる!」 慌ただしく別れを告げ、格納庫へと駆け出すアリア。その小さな背中を見送るレイナの瞳には、拭いきれない不安の影が落ちていた。 戦場では、敵味方が入り乱れる激戦が繰り広げられていた。アリアが操る「アリアンロッド」が戦線に加わると、その圧倒的な機動力で戦況は一気に連邦側へと傾き始める。 しかし、その優位は長くは続かなかった。 突如、予測不能な軌道を描く赤い光線が宇宙空間を切り裂き、次々と連邦軍の機体を撃ち抜いていく。 「久しぶりだな、白い奴。今度こそ決着をつけてやる!」 通信回路に響く、好戦的で自信に満ちた声。帝国軍のエース、ミラが愛機を駆り、戦場に姿を現した。彼女の機体は、迷うことなくアリアンロッドへと一直線に突進してくる。 【II. 叛逆と解放】 同じ頃、基地の指揮室では異変が起きていた。 副官が突如として銃を抜き、クラウス司令官に銃口を突きつけたのだ。 「何をするつもりだ?」 クラウスは表情一つ変えずに、冷たく問いかける。 「ビナリオの起動キーを渡してもらおうか」 「……なるほど。研究所の座標をリークしたのも貴様か」 「御託はいい。すでに帝国の特殊部隊が潜入している。お前たちに逃げ場はない」 「断ると言ったら?」 躊躇なく、副官は引き金を引いた。 一方、レイナのいる部屋にも再び警報が鳴り響いていた。 直感的な違和感。ゆっくりとドアに近づく彼女の耳に、複数の足音と銃声、そして急速にこちらへ向かってくる一つの足音が聞こえた。 ドアが開かれた瞬間、壁際に身を潜めていたレイナは鋭く反転し、拳を振り抜く。 しかし、その拳をしっかりと受け止めたのは、肩を血で染めたクラウスだった。 「ひどい怪我……」 クラウスの応急処置をしながら、レイナは現状の説明を受けた。 レゾネイト・システムは、その一部にレイナのデータを使用して完成したものだ。ビナリオのシステムを起動し、安定させるためには、彼女とアリア、二人の存在が不可欠なのだ。 クラウスはそう言うと、レイナの首に手を伸ばし、彼女を縛り付けていた首輪を外した。 「今の君には、もうこれは必要ないだろう」 【III. 絶望の淵で】 宇宙空間では、アリアとミラが互角の死闘を繰り広げていた。 そこへ、見慣れない帝国の新型機が接近してくる。 「ミラ、いつまで遊んでいるつもりだ?」 新型機は肩部の特殊兵装を展開し、不可視の妨害電波(ジャミング)を広範囲に放射した。その影響を受け、アリアンロッドのビットが次々と制御不能に陥る。 「ビットが……!」 「ちっ、余計なお世話よ。でも、これは戦争よ。悪く思わないで」 ミラは自身のファンネルを回収すると、近接戦闘へと切り替え、猛然とアリアンロッドに斬りかかる。ビットという最大の武器を封じられたアリアは、ビームサーベルで応戦するものの、多勢に無勢。次第に劣勢へと追い込まれていく。 その時、レイナから緊急の通信が入った。特定の座標へ待機しろという指示。 基地の異常を察知していたアリアは、焦る心を抑え、最大推力で戦域からの離脱を図る。 背後から猛追するミラはファンネルを放つが、その攻撃はコクピットを避け、正確に手足を狙うものだった。 絶体絶命の危機。そこへ駆けつけた友軍機2機の援護により、アリアは辛くも撤退に成功する。 【IV. 共鳴 -Resonance-】 指定された座標に不時着したアリアンロッドは、激しく破損しており、重い音を立てて崩れ落ちた。 コクピットから飛び出したアリアを、レイナが痛ましく抱きしめる。 「怪我はない!? アリア!」 そこへクラウスが歩み寄り、冷酷な現実を告げる。 「救援は間もなく到着する。幸い、内部に侵入したエージェントの数は少なく、我々だけでも対処可能だ。だが、事態を早く収拾し、救援部隊と合流するためには、外の敵をどうにかしなければならない」 「でも、アリアンロッドはもう……」 絶望するアリア。しかし、レイナは傍らを見つめ、力強く指差した。 「大丈夫よ。私たちには、まだ希望がある」 アリアが顔を上げると、そこには—。 真新しいコクピットの中、二人はついにレゾネイト・システムとビナリオを起動させた。 「準備はいい?」 「お姉ちゃんと一緒なら、いつでも」 ビナリオのツインアイが、眩い蒼光を放ちながら起動する。 基地の外部では、ミラと部隊が隠された出入口を発見していた。 突入を試みた2機の帝国機が、内部から放たれた極太のビームに貫かれ、爆散する。 その爆発の炎を切り裂くように、一筋の蒼い流星がミラの目の前を飛び去った。 「新型機!? まさか、あいつか?」 「アリア、調子はどう?」 ゆっくりと目を開けたアリアの瞳は、黄金色に輝いていた。 「システムとのシンクロ、良好だよ、お姉ちゃん。なんだか不思議……お姉ちゃんの考えていることが、わかる気がする」 レイナは優しく微笑んだ。 「それじゃあ、反撃を始めましょう」 ビナリオは腰部から8基のビットを射出し、機体本体と連動した全方位射撃を展開する。 帝国のパイロットが慌てて妨害電波を出力する。 「ジャミングが効かない!? うわぁっ!」 無数の光の雨に打たれ、帝国の新型機部隊は為す術もなく次々と撃墜されていく。 「へっ……そうこなくちゃ、面白くないわ」 ミラの機体もまた、大量のファンネルを展開して迎撃に出る。 宇宙空間を縦横無尽に飛び交う、赤と青の閃光。二機の軌跡が交差するたびに、周囲でまばゆい爆発が巻き起こる。その次元の違う戦闘速度に、両軍の誰も介入することができなかった。 アリアと何度も剣を交えてきたミラにとって、目の前の敵の動きは「よく知るもの」でありながら「全く未知のもの」だった。それでも彼女は、卓越した直感で僅かな隙を突き、渾身の近接斬撃を放つ。 しかし、ビナリオはまるで未来を予知していたかのように、しなやかな旋回動作でミラの機体の腕を蹴り上げ、剣を弾き飛ばした。 「なっ……!?」 驚愕する暇も与えず、ビナリオの銃口が正確にミラ機体の頭部を捉える。 間一髪、ミラはスラスターを逆噴射させ、ビームを回避した。 「こいつ……どうなってるの……!? さっきと動きが全然違うじゃない!」 その時、ミラのコンソールに緊急撤退のシグナルが点滅した。 『Musicalisが近傍宙域に出現。司令より、直ちに支援へ向かえとの命令です』 「はぁ……またあいつらか?」 ミラは忌々しそうにため息をつくと、ビナリオに対して音声通信を開いた。 「通信……?」 「白いやつ、勝負は次回までだな! 次に会うまで、他のやつに負けるんじゃないわよ!」 言い捨てるなり、ミラの機体は猛スピードで戦域から離脱していった。 「変な奴……」 レイナが呟く。 「でも、いい人かもしれないよ」 アリアは遠ざかる赤い光を見つめながら言った。 「実は、あの人……私を倒すチャンスは何度もあったの。でも、そうしなかった……」 「だから、さっきわざとカメラを狙ったの?」 アリアは少しだけ寂しそうに微笑んだ。 「もし戦争がなかったら、私たち……友達になれたのかな?」 帝国軍の撤退により、事件はひとまずの終息を迎えた。 しかし、これは新たな戦いの、ほんの序章に過ぎなかった。

