
[Verse 1] 足音がやけに急ぎ足で僕を追い越していく 振り返っても空っぽだ、昨日の僕が逃げたんだろう 見上げた空は葉に塞がれてるけど どうせ光は痛いだけだ、ちょうどいいさ ポケットの奥、どろどろに溶けた飴玉 べったりくっついて離れない、酷い味がする 誰かを大切にするって、こういう失敗のことだろ 「がんばって」なんて、一番残酷な呪いだった [Chorus 1] 歌詞もないくせに歌なんか歌って 冷たい石の上で泣き出すなんて、ただの防衛本能だ 名前のない鳥が僕を置いて「さよなら」と鳴いた 勝手に消えればいい、どうせ誰も来ないんだから [Verse 2] 誰も来ない、そう思って目を閉じたのに 葉の匂いだけが鼻の奥に居座っている 僕がここにいた証明なんて、風が知っていれば十分だ 誰も覚えていない、それでいいはずだったのに [Pre-Chorus] ふいに伸びてきた黒い影が、僕の手に触れた 僕自身のぬくもりなのに、酷く懐かしくて、悲しかった [Chorus 2] 「だいじょうぶ」なんて都合のいい幻聴だ 嘘でもいいからと頷いたのは、ただの自己欺瞞だ 全部どうでもいい、優しさも、救いも、このぬくもりも 僕が泣きそうなのは、全部この影のせいだ [Bridge - El ritmo frena de golpe, solo guitarra acústica/piano] 本当は分かってる 誰かを守りたかったこと あの「がんばって」を取り消したいこと 溶けた飴の不器用な甘さを、本当は捨てたくないこと [Final Chorus - Explosión de todos los instrumentos] 誰も僕を覚えていなくていい 世界中が僕を忘れて、風だけが通り過ぎてもいい 冷たい石の上、やっと息を吐き出した どうでもよくないよ、だって僕は やっと、僕自身を思い出したんだから [end]

