
午前零時 灯りを消して 誰にも見えない夜を飼う 鏡の中の知らない僕が 今日も君の名前を呼んでる 窓に落ちた雨の雫を 指でなぞれば 君に触れた気がした でも冷たい硝子の向こう 君はもう ここにはいない [Verse 1] 黒い髪に隠した言葉 誰にも見せない傷跡 笑えば消えると思っていた 寂しさだけが まだ消えない 君がくれた小さな嘘を 僕は今でも大切にしてる 「また明日」なんて簡単な言葉が 最後になるなんて知らなかった 夜の底で ひとり祈る どうか夢だけは醒めないで 忘れたいほど鮮明になる 君の横顔が まだ離れない [Pre-Chorus] もし神様がいるのなら どうして僕らを出会わせたの? 救うつもりなんてないくせに 優しいふりをして 傷つける [Chorus] ねぇ もしも僕が消えたなら 君は少しだけ泣いてくれる? 触れた指先 冷たいままで まだ君だけを探してる 愛してるなんて言えなくて 「忘れないで」としか言えなかった 夜が明ければ 全部消えるなら このまま闇に溺れていたい 君の記憶に残るのなら 醜い僕でも構わない 最後に一度だけ 振り返って 僕の名前を呼んでほしい [Verse 2] 銀色の雨 濡れた街角 誰かの笑い声が遠ざかる 君と歩いたこの道だけが あの日のままで止まっている 唇に残る さよならの味 甘いほど 胸が痛くなる あんなに近くにいたはずなのに 今は夢より遠い場所 君の好きだった花を買って 誰もいない部屋に飾った 枯れてしまえば忘れられると そう思った僕が馬鹿だった 花びらが落ちるたび 君の声が聞こえる気がして 静寂さえ怖くなって また夜に名前を呼んだ [Pre-Chorus 2] もしあの日に戻れるなら 僕は何を変えられただろう 抱きしめればよかったのかな それとも 何も言わない方がよかった? 答えはいつも朝の向こう 僕だけを置き去りにして 届かない星に手を伸ばす それだけが 僕に残された祈り [Chorus] ねぇ もしも夢なら醒めないで 君の嘘さえ信じていたい 「大丈夫」と笑った瞳が 今も僕の夜を照らしてる 愛することが罪ならば 僕は喜んで罰を受けるよ 君を忘れるくらいなら この痛みさえ 抱いて眠る 誰にも見せなかった涙も 君の前なら流せたのに 失ってから気づくなんて 僕はあまりにも遅すぎた [Bridge] 十字架みたいに 月が揺れて 黒い夜に影を落とす 祈ることさえ許されないほど 僕らは綺麗じゃなかった それでも君の手を取った あの瞬間だけは本物だった たとえ全部が間違いでも 僕はあの日を捨てられない もし生まれ変われるのなら もう一度 君を探すだろう 今度はちゃんと目を見て 「好きだった」と伝えたい でもきっと君は笑うんだ 「遅すぎるよ」って 優しく その声を聞けるのなら 僕は何度でも傷ついていい [Last Chorus] ねぇ もしも僕が消えたなら 君は少しだけ泣いてくれる? 忘れたふりをしてもいいから ほんの一秒 思い出して 黒い夜に溶けてしまっても 君の記憶に残れるのなら 僕の孤独も この傷跡も 全部 愛と呼んでしまおう ねぇ もしもまた会えるなら 今度はさよならを言わないで 触れた指先 温かいまま 二度と離さないから 朝が来れば 夢は終わる 君のいない世界が始まる それでも最後の夜くらいは 君の隣で眠っていたい [Outro] 午前零時 灯りを消して まだ君の名前を呼んでいる 返事のない静かな部屋で ひとつだけ 祈りを残した ――どうか君が幸せでありますように。 僕のいない場所で。

