
[verse1] 六畳ひとマの畳の上で ぼんやり虫を追いかけていた ボロいカーペット ローンで買ったターンテーブル 昨日買ったばかりのレコードは なんとなく聞く気が起こらない [pre chorus1] ブラウン管に映る自分の顔が なんか歪んで泣いていたから 無理して笑ってみた 日曜、昼さがり 何をやっても続かなくて 焦燥感だけは いちにんまえだった [chorus1] ハタチ前のクソガキが 夢を抱いて出てきた街 日ごとに夢は削れてゆくが 今日の言い訳だけが上手くなる 送られてきた段ボールの箱 開けてみたら即席ラーメンとボンカレー 白い封筒が貼り付けてあったけど 情けない僕はまだ読めなかった [verse2] 曇り空が鬱陶しくて ベランダの洗濯物も揺れている 擦り切れたシャツ 明日、面接に着ていけるのかな 田舎から乗ってきたバイク 駐輪場の隅で俯いていた [pre chorus2] コンビニへの道すがら 電話ボックスのくすんだ灯り 十円入れてコレクトコール 押してゆく指が重くなる 最後のボタン 押さずに切った 聞きたい声 けれど、痛いんだ [chorus2] コーヒー牛乳とジャムパン 乾いた味しかしなかった夜 家を出た時のアスファルトの煌めき 今日を諦めてゆくたび褪せてゆく もう明日に目を閉じたくなる 浮かんでくるあの日 ミラーの中の寂しそうな笑顔 心地よかったバイクの音 夜を見上げた 曇の隙間に月があった [outro] 部屋の隅の段ボール 引き寄せて開く まるで待ってたような白さで そこに手紙はあったんだ

