
空色のアネモネ
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海沿いのカーブ きしむローカル電車 窓枠を叩く 銀の雨粒 読みかけのページ 指を挟んだままで あなたは遠くの 島を見てる 「ねえ次は いつ会える?」 ガラス越し つぶやいた 映り込む その横顔 指でなぞるだけ I will follow you あなたの歩幅に ついて行きたい 少し猫背な その後ろ姿が 誰より好きだから 心の岸辺に咲いた 空色のアネモネ 春の風に 揺れている 無人駅降りて 湿った風の匂い 水たまり避けた 泥のついた靴 「送るよ」のひとこと 言えない意地っ張りね 私の気持ちも 知らないくせに 冷たいと 誤解される 不器用な 人だけど 友達の 境界線 今日こそ越えたい Please stay with me このまま時間が 止まればいいのに 曇った空から こぼれる光ね あなたは眩しいの 言えない願いを込めた 空色のアネモネ 今はまだ 摘まないで 誰かを愛する切なさを 初めて教えてくれた人 名前を呼ぶ それだけで モノクロの景色が 色づいてく I will follow you あなたといられた 青春の2ページ 大人になっても 栞を挟んで 何度も読み返す 心の岸辺に咲いた 空色のアネモネ いつまでも 揺れているの 春の風に 揺れてる...

