
[Intro] 閉店後の Capsule Wave みんな静かに 眠ってる 僕もいつものように じっとしてる 中の君を 起こさないように …… コロン 「……ん?」 コロッ 「今日、動くね。」 「……僕もそう思う。」 [Verse 1] 君は Capsule の中 長い長い眠りの途中 まだ開くその時まで 自分じゃ動けない だから僕は 昼も夜も なるべく揺れず なるべく静かに 君が眠れるように ずっと じっとしてた なのに今夜は コロン コロッ コン 「寝相、悪くない?」 「僕、寝ないんだけど。」 [Pre-Chorus] その頃 君の夢の中 知らない道を 走ってる タタッ タタタッ 右へ 左へ また右へ 「なんで僕 走ってるんだろう?」 その瞬間 僕も コロン [Chorus] 走れ 走れ 夢の中 タタタ コロコロ タタタ 君が走れば 僕も転がる 僕が転がれば 君も走る 走れ 走れ どこまで? 「知らない!」 何のため? 「それも知らない!」 タタッ! …… ドテッ 「痛っ。」 「夢なのに?」 「痛いものは痛い!」 今夜だけ 君と僕 なんだか少し つながってる [Verse 2] もう一度 タタタッ 今度は速く ……のつもり 「遅い。」 「うるさい。」 「右。」 「分かってる!」 左へ行く 「そっち左。」 「……分かってた。」 現実の僕も コロン コロン 隣の Capsule に コン 「ちょっと。」 「ごめん。」 「今日どうしたの?」 「分からない。」 でも 夢の君が 止まると 僕も止まる 君がまた 走り出すと 僕も コロン [Pre-Chorus] そこで君は 気づいてしまう この道を 知ってる気がする 走りたいのは 僕じゃない この速さを 夢見てたのは …… 「君?」 Capsule の僕は 答えられない でも コロン ひとつだけ 前へ転がった [Chorus] 走れ 走れ 僕の夢を 君の足で 走ってくれ いつも僕は 君のため 動かないように してたから だったら今夜は 僕のため 君が動いて くれるんだね タタタッ! ドテッ! …… 「ごめん、下手。」 …… コロン 「知ってる。」 「ひどい。」 だけどなんだか 少しだけ うれしい [Bridge] 僕は丸い だから転がれる でも 誰かの手でも Machine の中でもなく 自分で 「走ってみたい」 そんなこと 一度だけ 思ったのかもしれない 君は夢の中で 立ち上がる 膝を払って 「じゃあ、もう一回。」 「まだ走るの?」 「君が走りたいんでしょ?」 …… 「たぶん。」 「じゃあ走る。」 [Final Chorus] 走れ 走れ 上手じゃなくていい タタタ コロコロ タタタ 転んで 曲がって 間違えて それでも少し 前へ行く 君が僕の夢を走る 僕が君の眠りを守る 今夜だけ 役目を交換 タタタ コロコロ 「速くなった?」 「少し。」 「ほんと?」 「ほんの少し。」 「じゃあ、もっと!」 タタタタタ――! コロコロコロ――! [Break] 朝 Capsule Wave 誰かの手が 僕を持ち上げる 「これにしよう。」 …… カチッ パカッ [Outro] 君の目が ゆっくり開く 初めて 自分の足で立つ 僕は空っぽになって 君の横 君が僕を見る …… 一歩 二歩 そして 「見てて。」 タタタッ! …… ドテッ! 「……。」 コロン 「笑わないで。」 「笑ってない。」 「絶対笑ってる。」 「丸いから分からない。」 君は立ち上がる 僕は転がる ゆっくり 同じ方向へ コロン 一歩 コロン 一歩 君が眠っているあいだ 僕が君を守った 僕が夢を見ているあいだ 君が僕を走らせてくれた だから今度は 一緒に行こう タタッ コロン Capsule Wave

