Song Cover Image

嘘の上に咲く、絆

V5.5

創られた嘘の上に築かれた世界で 笑うことさえ 赦されない気がした 冷たい指先 触れた真実は 優しさに似た 痛みを残して ——それでも 手を取った 雷鳴石が鳴る 空を裂くように 閉ざされた塔で 運命が嗤う 壊れていくほど 鮮明になるのは 偽りの中で 見つけた光 (どんな風に壊れてしまうのですか?) 耳元で響く 甘やかな声 絡みつくように 心を試す 最初からすべて 歪んでいたとしても この絆だけは 偽りじゃない ——お前だけは あげない 春になったら ヒースの丘で お茶会をしよう 何も知らないように スコーンにたっぷりのクリームを ズッキーニのサンドイッチと チェリーケーキを 分け合いながら そんな時間を 夢見てもいいだろう 雷鳴石はまだ 叫び続ける 塔の頂で すべてを暴く それでも選ぶ 与えられた名じゃなく この手の温もりを (壊れてしまえば 楽になるのに) それでもいい 壊れないものが ここにあるなら 創られた嘘の上の世界で 確かに残った ひとつの真実 お前だけは あげない この絆だけは 誰にも渡さない